2014年6月10日火曜日

雷雨と雹  L'orage et la grêle


ペンテコステのあった夜から、好天気が一転、雷雨となりました。その日の夜中1時過ぎには、バケツをひっくり返したような大雨が降り続き、なんと雹(ひょう)まで降りました。熟睡していたのですが、ただならぬ外の物音に起き出して、窓の外を見たら、裸眼でもハッキリ見えるほどの大粒の雹が降っていたのでびっくりしました。夫に「あれは雹だよ」と言われるまで、見ても分かりませんでしたが、目を凝らしてみると、大きな白い塊がガンガン落ちていました。後で新聞記事によると、「鳩の卵大の大きさ」だったとか。夫は、「さっちゃんに拾ってきてあげれば良かったね」と笑っていましたが。一夜明けた後の道路は、まだ緑の葉や小枝が、そのまま無残にも落ち広がっていて、道路は緑の絨毯になっていました。

その日以降、連日、パリは雷雨、土砂降りの有様です。まるで日本の梅雨が、こちらにもやってきたかのようです。面白いですね。まぁこのところの晴天続きで雨が欲しいと思っていた矢先なので、木々にとっては良いお湿りなんでしょう。


ところでそんな中、スイカを買いました。
そう、スイカ、パリでも売っているんですよ~。どこの国のか調べていませんが、中国人の経営する食料品店で購入しました。これは四分の一の大きさですが、スイカ半分の大きさで、3,5ユーロぐらい。アラブ人などの中近東の人たちが多く住むカルチエなので、スイカもそういった国からのものなのでしょう。肝心のお味は、、、まぁまぁでした(*^_^*) やはり日本のスイカにはかないませんね。

でもスイカというと、日本の夏を思い出します。しかも小さい頃。学校から帰ってきた私や兄たちに、母が「今日はスイカがあるよ!手を洗ってからお風呂場で食べなさい!」と言った言葉を思い出します。うちは日本家屋でも縁側がなかったので、お風呂場で食べさせられたのです。懐かしいなぁ。そうした夏の思い出。


雷雨の合間の晴れ間に散歩した時のものです。
今までの雨で芝は濡れているはずなのですがこの通り。こっちの人は全く意に介せずに楽しんでいます。日本人的には、「濡れる」、「泥がつくから嫌」となりがちですが、ホント大らかですよね。
でもこの後しばらくして大粒の雨が降り出しました。私たちも帰宅途中で雨に降られ、傘を持っていても濡れてしまうほどの雨でした。


さて私信ですが、私の大切な友人の1人が、今日乳がんの手術を受けました。術後の知らせはまだ届いていませんが、手術が無事成功したことを心から祈っています。
その他、読んでくださっている方々のご健康と幸せも、合わせてお祈り申し上げます。






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