2015年1月28日水曜日

ピアス 再び


今日も良く晴れましたが、ぐっと気温が下がりましたね。
日の当たっているところでも、今日は気温の低さを強く感じました。

写真は、横川親水公園。
カモが気持ちよさそうに泳いでいました。
そばでは、水の透明度を保つために、区の職員の方々が、ごみ取りをしていました。


親水公園を、西から東の方へ見た様子です。つまり、向こうには錦糸町駅があります。
こうした岩場は、夏には子供たちの恰好の遊び場になります。

さて、今回、今まで思い悩んでいたことを実行に移しました。
そう、ピアスです。もちろん、耳たぶに。

知っている方もいますが、私、ピアスデビューが3年前でした。
最初はパリの家の近所にある、宝石やさんで開けてもらったのですが、
その結果がさんざんでした。
3か月以上経っても耳の開けた部分がぐじぐじとして痛かったので、我慢できずに断念。
翌年、穴がふさがった段階で、もう一度、今度は東京の皮膚科で開けてもらいました。
一度開けて膿んだということで、金属アレルギーの可能性があるということで、チタンにしてもらったのですが、その後、ファーストピアスを外して自分のお気に入りのピアスに変えてからまた膿んでしまいました。

普通ならそれで諦めますよね、もう自分にはピアスは合わないんだ、と。
ところが私自身には、どうしても諦められないことがありました。
それは、二度とも、今に比べて体調が良くなかった、ということと、
どうしても大好きなパールをピアスで付けたい、ということでした。

周囲に相談しても、誰も賛成してくれませんでした。
唯一、夫が、「まぁそんなにやりたいならやったらいいよ。痛いのはさっちゃんなんだから。」と
笑って言いました。
今、「自己責任」という言葉が横行していますが。。(でもこの言葉ってなんか変だと思いませんか?)

「やって後悔する方が、やらないで後悔するよりはいい」と、最終的に決断しました。
これは、その内容によります。
人生生きてきて、もういい年ですから、やって後悔することは、自分で引き受けられると判断したのです。もちろん、若いうちに、大きなことを決断するときは、もっと慎重にすべきでしょうね。

でもたかがピアスです。まぁされどピアスなんですが。

未だにピアスに偏見を持っている人がいるんですよね、ネットを見ると。
信じられません。
例えば、ピアスをやっているのはあばずれだ、とか。笑っちゃいます。

それより診察室で思ったのは、開ける瞬間の痛みへの恐怖を克服することでした。
もう三度目ですから、度胸は座っていると思っていましたが、ある程度、緊張しました。
でも、きちんとした場所に綺麗に開けてもらいたい、という思いが勝って、じっとしていることができました。痛み自体はそれほどではありませんでしたし、その後の「じ~ん」とした痛みも、2時間ほどでなくなりました。

いくつになってもおしゃれ心を失いたくない、と強く思います。


帰りには、自分へのご褒美として、大好きなショートケーキを買いました。

今は、やって良かった、と心から思っています。
ピアスに関して、色々な悪い噂を垂れ流している人、自分だけ得している人かもしれません。
もちろん、金属アレルギーの人には向いていませんが。
それ以上に、やるやらないの判断基準はないとみていいと私は思います。


 

2015年1月27日火曜日

冬日和


ちょっと不思議な光景が撮れたので載せてみます。
2週間ほど前の、今日のような晴れの日に、隅田川沿いを散歩した時に撮りました。
車の通らない桜橋を、墨田区側から台東区側にわたって、振り返った光景です。
ちょうど、午前の日の光がスカイツリーの陰に隠れた瞬間でした。

背後には子供たちの野球をするやんちゃな声が響き渡っていました。

ところで今日ですが、
苦手としていたことが、上手に、といいますか、無事にやり遂げることができた、
とても嬉しい日となりました。
苦手意識って、1つでもあると厄介ですよね。
気にしないようにしていても、どうしても避けて通れない場合は、工夫が必要になってきます。
その工夫、人それぞれ、苦労、といってもいいぐらいのものですが、
やはり「健全さ」というの、大事ですよね。
何事も、ゆがんだ心では、苦手意識はなくならないような気がします。

とにかく、自分としては嬉しい、よかった、よかったの日となりました。


これも、面白い角度での写真となりました。
観光客の人は、なかなか見ることのできない絵だと思います。

これを作ったフランス人のデザイナーも、日本だからと、思い切ったもの作りましたよね。
それ以上のコメントを避けますが。

ところで突然ですが。

この青空と同じような快晴のもとで行われている全豪オープンですよ。
以前一度、このブログでも大ファンだと書いた、錦織圭くん。ついにベスト8入りしました!

以前取り上げたときは、こんなにランキングを上げるとは夢にも思っていませんでしたが、
その後の快進撃は、世界中の人に知らしめるほどのものとなりました。
私、目の付け所、間違っていませんでしたね。やった~!
がんばれ、圭くん!!



一方、同じがんばれでも
その次元が違う後藤さん。
そう、イスラムの手で人質になっている後藤さんです。

湯川遥奈さんは手遅れでした。
ネット上では、彼はもう、
去年の8月に拉致された頃に殺されたんじゃないか、
とまことしやかに書かれていますが。。
どっちにしろ、恐ろしい事態ですね。

何とか後藤さんは助けたい、
そういう人々が、首相官邸前でデモをしています。
「 I am Kenji 」!!
私もここで、そう叫びたいと思います、
特に同じキリスト教徒として。


1つの宗教を信じることが、
こんな風に、実は命がけなんだ、ということ。
日本にいる日本の人には、到底受け入れられないことなんでしょうね。
でも突き詰めて考えると、宗教、信仰には、そういう側面がどうしてもあるんじゃないか、と
私なんかは思います。。。

中庸、ほどほどを良しとする日本人ですが、
こうした、それでは済まされない世界情勢に、どう対応していくのか。
その対処の仕方が、世界の注目の的となっています。


2015年1月25日日曜日

お地蔵様のお祭り


再び、本日晴天なり。
この心地よい陽射しの中、実家のお地蔵様のお祭りが行われました。
近所の方々も参加していただき、なごやかに執り行われました。
いよいよこの家ともお別れの時が近づいており、
この家を、建築以来ずっと守ってくれたお地蔵様の、お祭りをしていただきました。

思えばこのお地蔵様は、1945年3月10日の東京大空襲で亡くなった、家族のためのお地蔵様。
8月に終戦を迎えて、小豆島から帰省した父は、ふるさと一面が焼け野原にたたずんだのでした。
国破れて山河あり。
ここ下町は、隅田川だけが残りました。

戦争から無事帰還しても、ふるさとは焦土、残された家族は唯一、防空壕で焼け残った母一人でした。その時の父の思いを思うと。。 

その父ももういない。自分の家族たちと一緒に、天国で安らかに過ごしていることでしょう。

今日という日を迎えることができて、本当に幸せでした。
明日以降、お地蔵様を祭ってある社ごと解体します。
ただし、お地蔵様の本体だけは壊さずに預かり、新しい家屋になった後も家の中でお祭りすることに決めました。

家の明け渡しまで、一歩一歩、やるべきことをやり、済ませて行っている毎日です。
無事、悔いなく済ませられるように。。

お日様に感謝の一日でした。



 

2015年1月12日月曜日

初春 - 成人式


今日も用事があって、浅草くんだりまで行ってきました。
今日も風が強いせいか、空には雲一つなく、どこまでも青く澄み渡っていました。
何度も書いてますが、
日本の冬は、外国人にはとても人気があって、この明るい青空、蒼穹がたまらないのです。
夏なんかより、よっぽど青い空が、それはそれは美しい。
私も東京の冬空は大好きです。

 
ただ、西日本、北陸、東北地方の日本海側、
そして北海道は、
去年の師走から稀に見る大雪で大変ですね。
東京のように、1年のうちでも片手で数えられるぐらいしか
雪が降らない地区に比べ、そういう所は死活問題。
想像をするしかないのですが、お察しいたします。


とはいえこちらは東京の下町。
氏神様にお参りを済ませてから、隅田川沿いを気軽に散歩しました。
気軽に、といってもものすごい強風。髪をまとめなかったので、ぼっさぼさになりました。

そして写真にもあるように、午前中の日の光が存分に当たる場所に、たくさんの水仙が咲いていました。
もう水仙?! 驚きと嬉しさでパチパチ撮りました。
隣の敷地では、ちびっこ達が、声の大きいコーチのもとで野球に励んでいました。




 打って変わってこちらは、新成人のための会場となっていた浅草公会堂。
散歩の帰りに偶然立ち寄って、これまたびっくりしました。
そうそう、今日は成人の日でしたね。
20才の若者たちが、大勢、式の始まる前の空き時間をにぎやかに通りで過ごしていました。
「若いっていいなぁ、まぶしいなぁ」と素直に思います。

亡母が、若いころは文学少女で、
「あぁ青春! 二度とない青春!」と、文字に書いていたのを
後で発見しました。
母の青春は、父と出会う前のころ。
大勢の友達に囲まれてわいわい、がやがやと青春を謳歌し、
上高地が、最高の青春の場であったようです。

青春、なんて言葉、今じゃ死後なんでしょうけれど。
私の青春といえば、
80年代前半、松田聖子と少女マンガと
兄たちの影響下、ロックミュージックだったでしょうか。
あのころのイギリスのロックバンドに夢中になったものです。
なぜか、西欧の映画女優にもベタ惚れでした。
そこは何しろ女子高生ののりだったわけです。

写真の彼女も美しい着物姿で、唯一、しっかりと写真に収めることができたのですが、
着物を着た女の子(と言っていいんでしょうか)たちの、美しいこと。
やはり日本女性は着物に限る、と確信しました。

ところで身内の話になりますが、
2才上の兄の長男が、やはり今日、成人式を迎えています。
「あぁ、あの子も20才になったのか」と、本当に感慨無量です。
浅草公会堂前の若者たちを眺めながら甥っ子のことを思い出し、少し涙ぐみました。
(もちろん、嬉しい涙です!)

実はこの甥っ子、私と同じ誕生日なのですよ。
なので余計、愛情が湧くんです。

これから厳しい社会の荒波を乗り越えて行こうとしている彼らに、
心からのエールを送ります。








 

2015年1月8日木曜日

初詣 浅草寺へ - それと表現の自由への考察


本日 晴天なり。

ようやく、浅草寺へ初詣に行ってきました。
別にカトリック教徒だからといって敬遠した訳ではないのですが、
三が日の大混雑の中お参りするほどの信心はないので
お天気の良い今日となりました。

相変わらず海外の観光客が多い中、
ちょっと発見だったのが、
仲見世の商店のシャッターが、真昼間なのに結構閉まっていた、ということです。
きっと、年始からの1週間、年中無休で営業したのでしょうね、
1週間明けた今日、初めて正月休みをとっているのかもしれません。
ちょっとした発見でした。

私のブログでもう何度も登場している五重塔。
雲一つない青空に、くっきりと映えている様子は、本当に見事ですよね。
これぞ日本のお正月、という気分になります。


こんな風に、さすがに人もまばら。
何にもない普段の浅草より人が少ない感じがしました。

今日は初詣ということで、
お線香の束(1つ100円)を買って供えました。

家にあるお地蔵様の処分の仕方を、お参りした後、お寺の本堂のお坊さんに伺いました。
最終的には、氏神様に祭ってもらってから処分しては、ということになりましたが、
本当はその土地から撤去するのはお勧めできないと言われてしまいました。
うち1件で新しく家を建てるのなら、そういった融通も効かせられますが、
隣地との共同住宅。そんな融通、効かせてもらう訳にはいかないのです。

どなたか、処分の仕方、最良の方法知ってる方、いませんか?

このお地蔵様、東京大空襲で亡くなった、父の全家族のために建てられたものなんです。
今じゃ、その父も一緒になっていることでしょう。
処分、本当はしたくないですね。。



こちらは浅草寺の隣にある浅草神社。
お寺と神社が同じ敷地内にあるというところが、大らかな日本人的発想ですね。

この龍は、お賽銭箱の上にあったもので、
とても良い雰囲気なので写真に収めました。


冬の代表的な花といえばこれ、
真っ赤な椿ですよね。
今日の午前中のまぶしい光を受けて、こんなに美しく咲き誇っていました。

風も強い今日。
写真に撮るのに大変なぐらい、この瞬間にも強風が吹いていました。

帰り道にある小さな神社。
亡き父が、前を通るたびに律儀に姿勢を正してお辞儀していたのを思い出します。
神道だろうと、仏教だろうと、はたまたキリスト教だろうと、
父の信心だけは本物だった、とこの頃つとに思うのです。
「何も信じない」という人生より、
どんなにか豊かな実りのある人生だったでしょう。
そもそも、人間は、何も信じないでは生きられない動物です。
だからこそ、「何を信じるのか?」、
これが命題になると思うのです。

世界の中の日本、日本人。
そういう立場から、
決して、「無宗教」と言わないでください。
お寺、神社で手を合わせている日本の人たちを見ていて、
決して無宗教じゃないし、無信心じゃない、と強く思います。

さて、パリではものすごいテロが起きましたね。
日本のマスコミでは「新聞社」とありましたが、
真相は、漫画を専門とする出版社、そこにいた全員12人が殺されたのです。
フランスで大人気の漫画家が、何人も含まれていました。

言論の自由、と、一口に言いますが、フランスのそれは日本の比ではありません。
日本は「空気読め!」で、自主規制の国ですが、
フランスは自由と責任の国。
夫が送ってくれたデモの様子を見ても、ただ事ではありません。

あの漫画家たちにも、非があるのでは? ということは、決して、決してここでは問題になりません。
こういったことに、真剣に熱くなるフランスという国に、
日本とは明らかに違う国民性をみることができます。

行き過ぎの表現だとしても(もちろん、フランス国内でも批判をする人たちは大勢います、特にカトリック教会についても、彼らは一網打尽の漫画を描いていますから。)、
この場合、明らかに殺されたことへの抗議に100パーセント賛同する。
それが、フランスという国なのです。

日本人としては、イスラムからも、キリスト教からも自由な立場として、
さぁ、どっち側に立つのか?
試されているようにも思います。。



2015年1月6日火曜日

午後から雨


年末年始、家にこもっていたので、久しぶりに外の空気を味わってきました。
ここはとあるお宅の応接間です。
何となくパリを思い出したので撮りました。

外は、晴れ間はあるものの、
曇りで強い風が時々吹くような天気。
今も、家の中にいても、強い風の音がはっきりと聞こえます。
でも何となく生暖かいというか、真冬の冷たい風と違いますね。
これから今年最初の雨が、しかも本格的に降るという予報ですから、
この風は南風なのかもしれません。

歩いていると、木々にはしっかりとした木の芽が一杯ついており、
でもそれはまだ固く閉じられたまま。
まだ1月になったばかり、本格的な冬の最中にあって、まだまだつぼみは固いまま。

でも今日みたいな日は、なんとなく春の初めのような陽気のようで、心が弾みました。


この写真だと、やはりわかる人は分かってしまいますね。
そう、向こうに見えるのがJRの市ヶ谷駅です。

この真田堀の桜並木は有名ですが、
今は裸木となって、ちょっと寒々しい感じ。
手を伸ばせば届きそうな位置に枝が伸びているので、
前述した木の芽も、はっきりと手に取るように眺めることができました。

「は~るよ来い
 は~やく来い」と、
歌いだしたくなるような、そんなお天気でした。


ところで
明日は初七日ですね。
近所のスーパーでは、七草粥のセットが売られていたので、思わず買って帰りました。
この頃は、何もかもがおぜん立てされている、と感じますが、
七草を全部摘んでお粥にするのは、都会人には無理な話。
こんな風にパッケージされて売られるのも無理はないのかもしれません。
むしろ、日本の伝統を身近に感じ、味わうことのメリットを考えるべきなのかもしれません。
でもこの商魂のたくましさとアイデアに、思わず唸ってしまいました。
夫と、春先に、
パリの森で一杯摘んだ、たんぽぽを思い出しました。。

今日は初のお湿り。
水を撒かなくちゃな~、と思っていた矢先で大助かりです。
自然の恵みに感謝、です。





2015年1月1日木曜日

新年 明けましておめでとうございます!


新年 明けまして おめでとうございます!

今年も皆様にとりまして
素晴らしい1年となりますように
心から
お祈り申し上げます。

本年も、どうぞよろしくお願い申し上げます!