2016年1月30日土曜日

雪の降る街


今日も朝からここ、福島市では雪が降り続きました。
昨日の夜半から降り始めた雪が、一夜明けて、20センチ近く降り積もらせていました。
水気の少ない粉雪が間断なく降ったせいか、あっという間に銀世界に逆戻りとなりました。
「やはり北国だなぁ」と思います。

雪が降っていても、早朝から雪かきをするのがコツで、
降り積もった雪がまだやわらかいうちに掃いてしまうのです。

私もそれに倣って駐車場に行きましたが、降り積もった雪を見てあっけなく挫折。
今日から兄が福島市にもどってくるので、兄にやらせようと思いつきました。
あ、でも病弱になってしまった兄、あまり頼れませんね。


前回書いた、奈良の恩師が無事、退院の運びとなり、喜んでいます。
寒さ厳しき折、皆さまもどうぞお気をつけください。



雪の降る街からの短い便りでした。 


 


 

2016年1月27日水曜日

雪かき


今日は朝から晴れています。
朝のニュースで、最高気温が8度になると聞いて、
「よし、雪かきしよう!」と思い立ちました。

10日ほど前に大雪が降ってから間断なく大小の雪が降り続いていた福島ですが、
今朝は見事な朝日。まぶしい光が部屋に差し込んでいました。

愛猫のアビも「外に出して出して!」と騒ぐので、
雪かきの現場(兄の車が置いてある青空駐車場)にまで連れて行きましたが、
慣れないので興奮しすぎて騒ぐので、家の近所を歩かせてから連れて帰りました。
以前は下町の路上を走り回っていたのですから不憫です。

さて、雪かきですが、
1時間ほどで止めました。
大きなシャベルを固まった雪の下に差し込んで、長靴を履いた足でぐっと力を入れる。
その繰り返しの中、コツもつかんできて楽しくやりました。
ですが、地元の人たちは当の昔に雪かきを終えてしまっていて、
兄の車の周りだけが沢山の残雪。恥ずかしかったですね。



正月に欠かせない南天ですが、
大雪の中でも健気に咲いて(実って?)いました。
冬の赤もいいですね。

そういえば、年上の友人と湯島天神の坂下にいる占い師さんに見てもらったとき、
人には月に3度ぐらい、吉日というのがあるそうで(各人、数字で決まっているのですが)その日に私は赤いものを身に着けなさい、と言われました。
小さい頃から「赤が似合う」と言われていたのを思い出しました。

20代後半から30代は、茶髪で巻髪だった私は、着るものも茶系でしたが、
パリに暮らすようになってからは地毛の黒髪にしているため、また赤が似合うようになりました。
赤って、日本にいる日本人は敬遠しますが、
黒髪に赤って、パリではものすごく魅力的に見えるんですよ。
意外かもしれませんが。。。



ところで今、敬愛している奈良の恩師が、急病で入院しています。夫ともども心配しています。
この急激な寒さでお倒れになったのでしょうか。
詳細はわかりませんが、一日も早いご回復を祈っています。

皆様もどうぞ、寒さ対策、気を付けましょう。


2016年1月22日金曜日

お気に入り


毎日寒いですね。
テレビで見る限り、東京も寒そうです。

ところで今回は、我が家の猫、アビを紹介します。
と言っても、もうこのブログには何回も登場しているのですが、愛読している雑誌に、アビとそっくりな猫が載っていたので、久しぶりにうちの猫も登場させようと思った訳です。



彼女が乗っかっているマットは、実は板の間を似せたホットカーペット。家の床とは色が違うんですが、イスやテーブルと同じ色合いなので馴染んでいます。ここを夜もつけっ放しで寝ます、もちろん愛猫のため。環境面や電気代のことを考えると良くないとは思うのですが、もう彼女はおばあちゃん。寒いのは可哀想なんです。昼間は炬燵と交互に場所を変えています。

もうすっかりこの福島のアパートに馴染んでくれていますが、
一日に二度は、外(ベランダと渡り廊下)に出ないと騒ぎ立てます。やはり長年、下町の路地裏で遊んでいただけに、土や地面が恋しいんでしょうね。それを思うと、今でも胸がふさぎます。。

人間の都合や勝手に振り回されるペットですから、
せめて最期、往生するまでしっかり面倒を見たいものです。



寒さ厳しき折、ご自愛ください。


 
 

2016年1月16日土曜日

寒くなりましたね


昨日の朝の様子です。
昼間の晴天で、今朝は屋根の雪がこれよりも溶けていますが、
小雪が間断なく舞っているのでまた積もりそうです。

兄のいる塙町は、今朝は快晴。同じ福島でも、茨城との県境にあるため、天候がここ福島市と大きく異なります。つくづく、福島県は大きいと思います。
そして真冬の日本は素晴らしい、という海外の人の感想通り、雪や厳寒でも昼間の空は見事な青空。目が痛くなるほどの透明感と明るさです。


先週の半ばからお湯が使えない状態になっています。
あの震災のときに老朽化したボイラーにひびが入ったため、階下の人に迷惑がかかるようになってしまいました。10日ほど、不自由な思いを経験しましたが、今朝から工事が入ります。やれやれです。寒いときにお湯が使えない、ということ。蛇口をひねればお湯が出るなんていうことは当たり前と思っていましたが、そうではなくなったときにその有難さが身に染みます。人生と一緒ですね。

北国とはいえ、東北の最南端にある福島県。
それでも雪国らしい風景をお届けしたくて更新しました。

今日は全国的にも寒さが厳しいようです。
皆様、どうぞ寒さ対策万全にされてください。


2016年1月12日火曜日

正月太り


お正月をいかが過ごされたでしょうか。
あっという間に1月も半ばとなり、既にすっかり正月気分も消えて平素の生活が始まっている方がほとんどだと思います。
私の方では、一時帰国していた夫が一昨日無事パリに戻り、まだ何となく落ち着かない、もう少し疲れをとらないと、という感じです。私自身も上京して、疲れがドッと出たようです。

ところでタイトルにあるように、正月太りをしています。
夫に合わせて美味しいものを一杯食べた、ということもありますが、何より、3ヶ月間厳密に行っていた糖質制限をやめたせいで、あっという間に体重が戻ってしまいました。戻ったどころか、過去の自分を振り返っても前代未聞の数字になってしまい、笑うに笑えない状況です。

まぁ、自分の年齢を鑑みても、致し方ない部分はありますが、
でもやっぱり体重は身軽でいたいですね。

それにしても、糖質制限、それなりに効果はありましたが、やっぱり、主食のご飯やパン、麺類を食べないというのは、やっぱり無理がありますね。長く続かないと思います。私の場合は、特にパンが好きなので、これが食べられないのはやはり辛い。小麦に含まれるグルテンが、ダイエットには大敵と言われても、好きなものは好き。美味しいものは美味しい。ストイックになり切れない人間には、糖質制限は不向きですね。


正月に夫と何日か東京に滞在したときに食べたもので、
特に気に入ったものを載せます。

もう右の写真を見て、「あれだ!」と分かる人は分かる一品ですが
某洋食系チェーンレストランのトマトファルシーです。
改めて食べて、その新鮮な美味しさにいたく感動しました。
トマト丸ごと一個の中に、キャベツを主としたマヨネーズ和えのサラダが詰めてあるのですが、真冬でも暖房の効いた店内でこの冷たい料理を食べる贅沢。体の隅々までシャキッとするような美味しさでした。


こちらは同じお店のナポリタン。この店でこれを注文する人は珍しいと思いますが、どうしても食べたくなって注文。こちらは熱々の絶品でした。ナポリタンという料理は日本特有の洋食の一つだそうで、時折無償に食べたくなるものですよね。
そしてこのお店は何より店員のサービスが抜群でした。やはり料理そのものの味も重要ですが、接客態度も重要なファクターですね。年がいくにつれ、そのことをますます実感するようになりました。料理が美味しいこと、サービスが行き届いていること、この2点で店を選びたいです。もちろん、同席する相手も、ですが。

この時はよく晴れて暖かい東京でしたが、昨日は初雪。福島ももちろん、降りました。
今朝は零下、眼下に見える屋根々は真っ白いお化粧をしています。周囲の山々も雪化粧。その背後から差す朝日は、いつ見ても感動します。

今年も佳い年でありますように。否、佳い年にしたいものだ、と美しい眺めを見ながら願っています。皆様にとっても、福の多い年となりますように。






2016年1月2日土曜日

明けましておめでとうございます


新年 明けまして おめでとうございます。
本年も 良い年となりますように。


夫の一時帰国の準備や到着後のなんやかやで、あっという間に新しい年となりました。
夫は久しぶりの日本の年末年始に大喜びしています。

本日2日、福島は穏やかな天気となり、遅めの朝食をとってから、誘われるようにして二人で河川敷を散歩しました。川は荒川。東京の川と同じ名前ですが、ここ福島では、やはり川の氾濫を防ぐようにして二股に分かれています。

空はご覧の通り、雲は多くても青空、日差しもちょっときついかな、というほど差しています。


川の両岸には、背の高いススキが
ここぞとばかりに茂っています。

川の水は青く澄んでいるというより、(夫曰く)ちょっと白んでいる感じでした。


でも私は、なんか、南の島の海のようだ、と写真に収めました。

こんなに天気が良いのに、人っ子一人いないような風景を二人で堪能しました。
みんな、正月で家の中でのんびり家族で過ごしているのか、
地方特有のマイカー(一人一台)でドライブを楽しんでいるのか。

昨日、夫と車でユニクロに行ったのですが、駐車場は長蛇の列、諦めて別の店の駐車場に入れて歩いて戻ってみると更に驚く光景が。店内をぐるりと巡るようにして、買い物客が列を作っているのです。「これが初売りか」と二人で目を丸くしました。客の大半は20代、30代の若い世代。そんな中に混じって私たちは夫の上下の部屋着と靴下を抱きしめるようにして抱えながら会計の順番を待ちました。


年を重ねるごとに、
新しい年を迎えることが大した感慨をもたなくなってくるものだと思いますが、
それでも今年はどんな年になるのか、どんな年にしようか、思いを馳せるのはこの正月に相応しいことだと思います。

昨年末に起きた、フランスでのテロ事件が、やはりフランスに住む私たち夫婦(私は春まで日本ですが)にとっては大きな事として頭にあります。フランスは、国を挙げての厳戒態勢という中での新年ということで、手放しでは喜べない雰囲気のようです。

日本に住む日本の人にとっても、今年がどんな年になるか、それほど楽観視はできない現状でしょう。でもせめてこの三が日は、新しい年を新たな気持ちで迎えることは罰の当たることではないと信じます。

皆様の心の平安を祈りつつ。
本年もどうぞよろしくお願いいたします。