2014年6月8日日曜日

聖霊降臨祭 La Pentecôte   


今日はペンテコステの祝日でした。
同じ20区の来た、メニルモンタン( Ménilmontant) にある、ノートル・ダム・ド・ラ・クロワ ( Notre-Dame de la Croix 教会)で、インターナショナルミサ( Messe des Naitions ) が行われました。メニルモンタンという土地柄、白人系のフランス人は少なく、海外県やアフリカの旧植民地や、アジア諸国、東ヨーロッパといった移民が多く住んでいます。なので、インターナショナルミサとなる訳ですが、今日も沢山の信者が集いました。

写真は、ミサ後の、教会の前庭の様子です。
朝はそうでもなかったのが、時間が経つにつれて日差しが強まり、この時、大体午後の1時過ぎだったのですが、立っているだけで湯気が出そうに暑く、日射病になりそうでした。

そんな中、日本チームは、着物を着た友人たちが腕を振るって(朝から着物を着つけるだけでも大変なのに)、フランスでも大人気の巻き寿司をたくさん作って持ってきました。
この前庭で、各国の人々が、その国の名産料理を作って皆にふるまうことになっています。


こちらはアフリカのとてもカラフルな衣装を着た女性たち。ここぞとばかりにおしゃれを競っていましたが、ミサでの奉納のときは感動的でした。大きな体を揺らして、体全体で喜びを表現している様子に、涙が止まらなくなりました。こんなに無邪気に神様をほめたたえることのできる人々。そのお恵みに、心から感動し、またうらやましく思いました。

写真は、「マキ、マキ!」(こちらでは巻き寿司のことを、「マキ」と省略します。多分、マキズシ、と発音できないからでしょう)と、我も我もと勇んで取り合っている様子です。衣装がとてもおしゃれでしょう?


こちらはメキシコの人たち。民族衣装もそうですが、ポーズが決まってますよね。ここまでやるか?と驚きましたが、本当に楽しそう。半裸のおじさんは、気候にバッチリと合って本当に気持ちよさそうでした。

楽しくて、しかも心の洗われるような、そんなミサでした。


またしても悲しい訃報です。
私たちの共同体で、ミサを司式してくださっていた、チョウ神父様(韓国人)がお亡くなりになりました。まだ40代の若さだったと思います。死因はまだ定かではありませんが、急死されたそうです。
 心からご冥福をお祈り申し上げます。


私は2005年の復活祭で、このチョウ神父様から、洗礼を授かりました。難しい日本語を私たち日本人のために一生懸命学んで、たどたどしい日本語で、精一杯ミサをしてくださいました。そのお心の温かさ、一生忘れません。チョウ神父様、本当にありがとうございました。今はもう、神様の隣で、あの朗らかな笑顔で安らかにいらっしゃることでしょう。
この聖霊降臨にあたって、神様とのより深い結びつきの中でおられることを、心から賛美申し上げます。





 

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