2015年6月26日金曜日

またしても夏日!


強烈な夏日となっています。
今 夕方の5時過ぎですが、外は強い日差しであふれていて、
30度を超えているようです。

上の写真は、バスティーユ広場の一角。
朝のうちだったので、まだ日差しは強烈ではありませんでしたが、気温は高く、歩いているだけで汗ばむ陽気でした。ちょうど信号待ちの間に写真を撮ったので車が走っていませんが、青になったら、すごい勢いで車の往来があるところです。
カフェには人が鈴なり状態。
でもロング・バカンスが始まっているので、パリの住人は少なめ。ただし観光客は一杯です。


夜になるとこんな感じです。
場所はナシオン広場。
家に電灯がつく頃ですから、夜の10時に近かったと思います。

このオレンジの光を見るのが大好きです。
以前、結婚前の実家暮らしをしていた頃は、(もちろん、日本・東京でですが、)
このオレンジの光のついた家々を、電車から眺めては悲しい思いをしたものです。
「あの光の中では、暖かい団欒が、楽しい夕べがあるんだろうな」と、
その頃は実家に帰っても、そんな雰囲気ではありませんでしたから、
ものすごい郷愁といいますか、うらやましさで一杯でしたね。
太陽のように明るかった母を亡くした後の実家は、真っ暗な中で暮らしているようだったのです。

そんな辛い思い出のある実家も、もはや無くなってしまいました。。

「自分も、あんな暖かい電気の灯るような、暖かい家庭を持ちたい」という思いが、
今となってはそれが実現されているのかどうか分かりませんが、
あの当時の、焦燥にも似た辛い気持ちが、時の流れと共に癒されているのを感じます。。


 さて、ちょっと湿っぽい話題になってしまったので、
(また日本に一時帰国する日が迫ってきた、ということもあるのかもしれませんが)
話題を変えます。



今日の、夫とのランチメニューです。
私は本日おすすめの日替わりメニューをとりました(写真手前)。
干し鱈(タラ)のタルタルステーキです。14ユーロ。
夫はバベットのステーキフリット。13ユーロ。
飲み物として炭酸水のバドワを頼みました。

日本のフレンチって、お上品で、ホンの少ししかお皿にもられていないものですが、
ここはパリの街角によくあるカフェ。本場は全く違います。日本の3倍の量はありますね。
少し夫に手伝ってもらわないと食べきれない量でした。

そんなことより、、、
カフェのギャルソン(今、そう言わなくなったそうですね)の一人に、カッコいい人がいました。
見るとはなしに、無意識に目で追っていたようです^^
会計の時に夫が呼んだら来てくれたのですが、
彼は夫に分からないように、私にだけ意味ありげな視線を送ってきました。
「えっ、ドキ!」と思いつつ、私も共犯的な笑顔。
そばにいる夫はぜ~んぜん気づきもしない^^
こんな瞬間があるのが楽しいパリ。
店を出るときも、「Au revoir, Madame !」(ウィンク)とかされちゃって、内心ほくほくでした^^
ときめきが日常にあふれている、それがパリの最大の魅力でしょうか。


冗談はさておき、昨日、今日と、連日、日に当たっているせいか、疲れが激しいです。
病み上がり、ということもあるとは思いますが、
太陽の光の強さは、人を疲れさせるものだ、と思いました。

日本はまだ梅雨だと思います。
パリにも、日本の夕立のような雨が降らないと、木々が可哀想。
どちらにしても、過ぎたるは、、、というところでしょうか。











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