2015年5月10日日曜日

気持ちの良い休日


写真では、なんとも微妙な天気に見えますが、
今や空は青く晴れ渡り、心地よい風が吹いています。
フランスもまれに見る大型連休で、街もバカンス気分。
復活祭後の春休みに続いて、
この間の金曜日、5月8日は、第二次大戦における戦勝記念日としての祝日でした。
来週の木曜は、L'ascention (主の昇天)で祝日。
日本のように、間にある平日を休みにしている企業も多く、
ただでさえ休みが多いのに、本格的な夏を前にして、早くもバカンス気分です。


今日はパリに戻ってちょうど1ヶ月。
久しぶりに地元の教会でのミサに与りました。

フランス語によるミサは本当に久しぶりでしたが、
顔馴染みの神父さま方がいて、懐かしく、心休まるときとなりました。

 
教会の前庭では、
オレンジのバラが咲き誇っていました。

つい先日、
「バラはまだだね」と言っていた矢先でしたが、
ここは日差しが遮られることなく降り注ぐ位置にあるので
一足先に開花したようです。

バラで有名なバガテル庭園や、
ライ・レ・ローズ(ライバラ園)でも、
もう咲いているものもあるでしょう。



今日は母の日でもありますね。
広場にほど近い、日本女性の経営する花やさんで、
花束を買いました。

ここでお花を買うのも久しぶり。
店長さんも、やっとパリに帰ってきた私を見て、
心からホッとしたようです^^

母の日といえば、
私の母が他界して今年で丸30年です。
母の面影さえ、おぼろげになってしまうような、長い年月が流れましたが、
しっかりと私を愛してくれた、
暖かい毛布のような記憶は、
いつまでも消えずにあります。

子供時代に、両親、とくに母親からしっかりと愛情を注がれて育ったという記憶は、
どんなことがあっても立ち上がる勇気、人への信頼を思い出させてくれます。

幼児虐待が、日常化している現代にあって、
つくづく幸せだった、と思い、
今日も感謝の気持ちを新たにした次第です。







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