2016年6月4日土曜日

歴史的増水 Les crues historiques


歴史的増水、日本でも報道され始めているようですが、
特にここ数日、連日の雨で、今までセーヌの上流地域が浸水で話題になっていましたが、ここに来てパリ市内にも被害が及んできました。

ご覧の通り、セーヌに架かる橋が、一部完全に浸水しています。
これはチュイルリー公園から左岸へと渡っている橋で、Senghor という名ですが、普段は地下を通る部分が、この様な状態になっていました。好奇心旺盛な人々は、真ん中から下方へと降りられるところまで行って、浸水の様子を眺めていました。


水位が5メートルを超え、川の両岸にある遊歩道が、完全に浸水しています。

船が、川に浮かんでいるというより、海にしっかりと浮かんでいるように見えました。



これだともう少し、分かりやすいでしょうか。

遊歩道に植えてある木が、
これほどまでに浸水しているのは
初めて見ました。

向かいのオルセー美術館の側も、
まるで美術館自体が浸水しているように見えますね。夜観覧できるノクチューンが取りやめになっています。
ルーブルも、地下の貯蔵品を移動するため、本日は休館となりました。


普段はクールなフランス人も、ここぞとばかりに写真を撮っていました。
こんな風に、観光客でもない人々が、カメラや iPhone などで必死に写真を撮っている光景もまた、珍しく思いました。


こちらはバスの窓から撮ったので、色が青みがかっていますが、橋の下の水位をご覧下さい。
すぐそこまで迫っているのがお分かりになると思います。


今回は、速報のような形でお届けしました。仏語文がなくてすみません。

明日、カトリックセンターは「夏祭り」です。こんな天気で、果たして人は来るでしょうか??


 

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