2015年4月4日土曜日

福島・開花宣言より


昨日か一昨日に開花宣言した福島ですが、
今朝はもう、こんな風に咲いていました。
兄のマンションの7階から撮ったものですが、もちろん望遠です。

こうして眺めてみると、
お寺と桜、そして背後の穏やかな山並みと、とても日本的な情景ですよね。
まさに春爛漫の、日本の風景です。

何という名前のお寺か知らないので、後で降りて見に行ってみようと思っています。
お墓も見事な桜に見守られて幸せなことでしょう。

さて、パリに向けて出発するまでおよそ1週間となりました。
そろそろ荷造りを始めます。
長期にわたる日本滞在で、何をパリに持っていくかかなり考えますし、
成田に行く前に東京に滞在するため、そのことも考えなくてはなりません。

荷物として思い浮かぶのが、私の場合まず衣類なのですが、
今までの経験上、下着類はともかく、日本の洋服は、パリに持って行っても役に立たないことが多いですね。
流行もありますが、そもそもの服の概念が違うし、風土も全く違うからです。

よく夫と話をするのが、
「日本の服はセクシーじゃない」ということですね。
どういうことかというと、
女性が、体のラインを隠す、特に年をとるにつれ、そういう傾向にある、ということです。
女性性よりも、楽さをとる、というのでしょうか。

でも体のラインをだし過ぎるのも日本女性としてどうか、ということもありますし、
 逆に女性性を捨てるのももったいない。
その中間の落としどころが問題なのですが、
要するに、似合っていればいい、ということなのかもしれません。



こちらは上の写真より望遠を緩くしたものです。
7階から見える景色に近い見え方です。

こうして見てみると、
桜は遠目で見ても美しいですね。
大体は数本並んで植えられているので、その重なった様子が霞みがかかったように見えて、
幽玄な感じがします。

以前にも書きましたが、
私は花木の中で、桜が一番好きですね。
自分が生まれた月に咲く、というのもあります。
でもバラも花木といえば花木なんでしょうか。
そうなると困りますが、
まぁバラは野生種もあるものの、園芸種として庭で育てられる植物としての花木でしょうか。

野山に咲く、可憐で小さなスミレを愛した母のことも思い出すこの頃です。





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