2015年4月15日水曜日

久しぶりのパリ!


先日の日曜の夜に、無事、ドゴール空港に降り立ちました。
夫は、例によって大きなバラの花束を抱えて出迎えてくれました。

今回の久々のフライトは、
日本でやり残したことはない、悔いはない、という思いもあって、
直行便の12時間半を楽しく過ごしました。
4本映画も見ました。
その4本ともに、深く考えさせられました。

「ホビット、最後の決戦(3話中の最終回)」
「アナと雪の女王」
「永遠のゼロ」
「あと1センチの恋」

いつも胸にあったのは、父のことでした。


家の近所のナシオン広場には、
プラタナスの新緑、そしてマロニエの新しい花芽が輝いていました。

久しぶりのパリは、、、

可もなく不可もないという感じで、
でも慣れ親しんだ場所に帰ってきた、という思いはあります。
久しぶりのパリが、両手を広げて私の戻りを受け入れてくれた、という幻想は全くありません。
ですが、
以前のような自分自身が囚われていた思いが、
はっきりとなくなっているのを感じました。
長かった日本滞在で、すべて、洗い流されたようです。。

ですが、轍(わだち)はまだ残っている。
そう人間、単純ではないですね。

その轍に触れるような出来事があると、
やっぱり駄目ですね。
強い怒りや憎しみがぶり返してしまいます。

自分の国にいればまだ、抑えられたものが、
ここではクローズアップされる感じです。
ごまかしが効きません。

それを何とか飼いならさなければ。。

これからパリで生きて行く上での一番の課題です。







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