2014年4月21日月曜日

最初の料理  Un premier plat que j'ai fait à Paris


今日の昼間、パリに帰ってきて初めて、台所に立ちました。
夫と2人で近所のスーパーに買い出しに行き、そのついでに料理をすることに決めました。
疲れていると、台所に立つ気になれないものですが、ようやく、その気になりました。

作ったのは「スモークサーモンのパスタ」。料理研究家の川津幸子さんのレシピです。
「クリームパスタ」ではないのは、生クリームを使っていないからです。

さて作り方ですが、いたって簡単です。
材料は2人分として説明しますと、ペンネ250グラムを塩ひと掴みを入れた熱湯でゆでて、湯だったら湯切りをし、その鍋にバター40グラムとサワークリーム100グラムを入れてかき混ぜます。その後に塩・こしょうで味を調えて、スモークサーモン150グラムをちぎって混ぜるだけ。お皿によそったら、ディルを添えてください。(写真は、ディルがなかったので、エストラゴンを振りかけました。)
どうです?簡単でしょう?1つの鍋でできるのも魅力です。
ただ、熱々という訳にはいかないので、ちょっと冷めた一皿になります。それと、日本では、サワークリームは中々手に入らないか、入っても高いかもしれません。そうなると、手軽とは言えませんが。
生クリームを使う場合は、スモークサーモンをバターで炒めてから生クリームで煮込むので、熱々の1品になります。今度挑戦してみようと思います。


結婚祝い、兼誕生祝いの花束が、こんな風になりました。牡丹が見事に花開きました。
牡丹というと思い出すのが、随分古い小説ですが、瀬戸内(まだその頃は晴美と名乗っていました)さんの「妻と女の間」の出だしです。母と娘が、鎌倉の長谷寺の牡丹園を訪れる場面から始まっています。三千株はあると言われている境内の中で、牡丹から漂うむせ返るような香りに、娘が「牡丹の匂いって、何だかなまぐさくない?」とつぶやくのだ。


ところで今日は Lundi de Pâques (復活祭の(翌日の)月曜日)ということで、振り替え休日です。なので朝から周囲はひっそりと静まり返っています。
そんな中で、マイペースに料理をつくったり、お花の水を取り替えたり、家の片づけをしたりしています。さて、自分は一体、何を主にこのパリでして行こうとしているのか。そろそろ見極めていきたいですね。


 






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