2014年4月23日水曜日

晴天の散歩  Promenade au ciel blue


パリ市役所前のデパートから、西の方へ散歩していたら、面白い光景を見つけました。
この通り、レ・アール界隈の混雑した狭い通りなのですが、ふと横を見たら、サン・ジャックの塔が見えるではありませんか。しかも足元からてっぺんまで。
手前の建物を工事していたお兄さんから、「危なからどいて、どいて」と言われたのですが、こんな光景を見たらどく訳にはいきません。「写真撮ってからね」と笑顔を見せ、急いでパチリ。そばには、同じ思いをした観光客のおじさん2人も、「良い眺めだな」と熱心に写真を撮っていました。
このサン・ジャックの塔に関しては、もう以前のブログに書いたので敢えて書きませんが、パスカルが、あの塔の高さから気圧の実験をしたのだな、と見るたびに思います。また、ここから始まる巡礼の旅に、夫や仲間たちと出発してみたいものだ、と思います。 
それにしても思うのは、こういった場所で、両側にあるアパルトマンには、一体どういう人たちが暮らしているのかなぁと、いつも好奇心が膨らみます。


パリの街中、とくに中心地に行くと、絵になる建物が多くて、常に写真を撮っているような状態になります。これだけ撮っているんだから、本格的な一眼レフ、欲しいよな、と思いますが、予算の関係で。。でもこのカメラは、デジカメとしても一流のものなので、良しとしています。まぁ買って4年目になりますが。でもどこかのメーカーと違って、4年壊れずにもっているのは優秀だと思います。因みにこれはニコンです。

写真左に写っている女性のように、パリは、人々が常にとどまらずに移動している感があります。パリに住んでいても、いつもあちらこちらを旅しているようにして暮らしている。私たち夫婦はそこまでじゃないにしても、パリと東京を往復している訳ですから似たようなものです。どこかで、「旅しているように暮らせたら」というセリフを残した人がいましたが、どうなんでしょう?1か所にずっととどまることも大切ですよね。その兼ね合い、バランスが、人それぞれで取れていれば問題ないのでしょうね。わたしは、結婚するまでの長い期間を、ずっと東京の生まれ育った家に住んでいたので、引っ越しというものを経験したい、とずっと思って生きてきました。そうしたら、なんと遠くまで来てしまったのでしょう!

パリに戻ると、東京でたるみきった心身が、一気に引き締まります。なぜかというと、歩くから。とにかくどこへ行くにも歩きます。歩いて、歩いて。でもそれが楽しみです。
でも実家に残してきた愛猫、アビを思い出しては身につまされています。。

これからも、どんどん歩いて良い写真をご紹介しようと思います。
お楽しみに!

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