2013年10月30日水曜日

ユダヤ人街散策 パート1


今日は友人たち総勢11人で、ユダヤ人街散策に繰り出しました。街はヴァカンス中とあって(Toussaint - 諸聖人の祝いでほぼ2週間の休み)、大勢の人々で賑わっていました。このお店の真ん前にある本屋でユダヤ人の歴史の一端に触れた後、ユダヤ人美術館に行きました。およそ2時間かけて館内を回った後、このお店で打ち上げをしました。
ユダヤ人の歴史といえば、迫害と追放の歴史。どうしてここまで迫害されなくてはならないのか、正直日本人としてはピンときません。どの民族だって、他民族を支配してきた歴史がある訳ですが、ことユダヤ人に限っては、あまりにひどい、と思わざるを得ません。よく迫害の理由として言われるのが、イエス・キリストを殺したのがユダヤ人だから、というのがありますが、、、キリストも同じ、ユダヤ人だったのですよね。なのになぜ?
その点日本人は、ユダヤ人に対する偏見が、全くといって良いほどないので(=キリスト教を正確に知らないから)、昔から日本人とユダヤ人は仲が良いとされていますね。
 

写真上は、ご存じ名物のチーズケーキ。添加物がなく、甘みも控えめで美味しいのですが、意外や意外、食べてみると食べごたえ充分で、日本人としては一切れで2人分という感じです。お土産に持って帰った友人たちは、手にした時の重さにびっくりしていました。
写真右は、ワインと一緒に注文した、ピタバンにつける前菜、アペリティフです。ワインはイスラエル産の赤ワイン、私は飲まなかったので味はお伝えできませんが、中々腰のある美味だったそうです。 手前の前菜は、巨大な唐辛子、ピクルス、オリーブで、どれもびっくりするぐらい「しょっぱい」。後で喉が渇きました。向こうの皿には、典型的なユダヤ料理の前菜の盛り合わせで、フムスやタマラ、マグロのムースなど、肉は一切なしのベジタリアン。5人であっという間に食べ切りました。
美術館での疲れを癒しながらの打ち上げでしたが、お店を切り盛りしているのも、もちろんユダヤ人たち。生活に密着した形で文化を知る醍醐味に、時の経つのを忘れてしまいました。

ユダヤ人美術館の館内は、撮影を禁じられていたので残念ながら写真はありません。
次回は、もう少し街の様子をお届けいたします。
 

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