2013年10月14日月曜日

秋晴れ


昨日は珍しく晴れました。寒さが本格的になって以来、初めての快晴です。
場所は家の近所のナシオン広場です。2つの銅像を支えている柱は、昔のパリの関所の名残です。この2本の柱の手前はパリではなく、郊外というか、もう田舎でした。現在のパリは20区で、かなり拡張されたとはいえ、わたしの住んでいる所は、やはりパリではなかったのです。
気温はかなり低めでしたが(10度ぐらい)、このように青く晴れて、日本の秋空を思い出していました。

木々もすっかり葉が枯れてきました。 こんな雲を、なんて言うのでしたっけ?

ここは朝市で紹介した、ヴァンセンヌ大通りです。シャンゼリゼほどもあるのですが、ここは先端部分なので分かりづらいですね。並木の左側には、広い散歩道があって、その更に先に、片道3車線の道路が伸びています。想像できますか?


そのヴァンセンヌ大通りに面してあるのが、もう何度か紹介しているこちらのパン屋さん。ここら辺一体で、一番美味しいと太鼓判を押しているパン屋です。秘訣は、何と言っても材料をけちっていないこと。小麦粉から始まって、バター、卵など、使われている材料はすべて、最高級品。その妥協を許さない、自分のつくるものへのこだわりが、最高の美味しさに結びついています。それだけに、つくっている人は頑固おやじ。最初は、「中国人だろ?」と、行くたびに聞かれてうんざりしましたが、何せ美味しいので通い続けています。今はハンサムな息子さんが売り子として店頭にいます。


昨日は晴天の日曜日とあって、店頭には、こんな風に出来たてのパン類(食事パンですね)を置いていました。手前にあるのが野菜たっぷりのピザ、その横がこぶりのキッシュ各種、向こうにはミートパイ、そして写真では見えませんが、再奥には、なんとGrand croissant なるものがあって、普通のクロワッサンの2倍の大きさ。値段も倍しました。今度買ってみようと思います。とにかく、みんな美味しい、外れのないパン屋です。(ここまで宣伝してると、お金をもらいたくなってきますね。笑。)

いつも夕食の風景を写しているので、次回は朝食の風景を載せてみようと思っています。
乞うご期待!
 
 

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