2013年9月15日日曜日

とあるカフェにて

  
さて、ここはどこでしょう?
はい、食事をしている人がいるのが見えますね。カルチエ・ラタンにあるカフェです。
以前からよく前を通りがかっていて、気になっていました。それは大抵夜だったので、中をのぞくとぎっしり、特におしゃれで若い女性が多かったお店です。ひょんなことから友だちと中に入って食事をすることになりました。昼食です。その友だちは、入るなり、大感激。一遍で気に入りました。わたしも、このインテリアがいたく気に入り、これから使いまわそうと思っています。
この壁に並んだ本もそうですが、厨房の入り口には、与謝野晶子や岡本かの子の句が縦書きしてあったりして、文学好きにはたまりません。

 
反対側の壁にも本がずらり。そしてなぜかルイ18世の写真と経歴が記してありました。こんな手の込んだ(趣味的な?)カフェは、久しぶりです。
インテリアをぐるりと眺めているだけで、時間が過ぎて行ってしまうような、不思議に魅力あるカフェでした。

 下の2皿は、このカフェで、わたしと友だちが注文した料理です。

友 だちのは赤と黄のピーマンに、オーガニックの豆類と穀物がぎっしりと詰まったファルシー。(ソースも美味しかった!)わたしのは写真だと分かりづらいですが、山羊のチーズを丸々温め て、新鮮なサラダといちじく(Figue)を付け合わせたものです。どちらもびっくりするぐらい美味しく、ボリューム満点でした。


 
 パリはすっかり秋模様です。日中も20度を下回り、街路樹も、少しずつ枯れていっています。どんどん寒くなって、枯れ葉が舞うようになると、秋も本番となります。もう薄着の季節は終わり。コートとブーツの季節です。
地方では、狩猟が始まりました。今年のジビエ(鳥獣肉-鴨やウサギ、イノシシ等の肉)のお味はどうでしょうか。。。また報告します。
  

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