2016年5月3日火曜日

モンマルトルの麓にて


今日はお天気が良いので、モンマルトル方面へ足を伸ばしてみました。
実際には、夫が仕事をしている修道院の本部が近くにあるので、夫の仕事が終わった後を待って、また一緒に散歩を楽しみました。
春分を過ぎてから、全国的に日が伸びているわけですが、パリは、今や日が沈むのが8時過ぎ。存分に夜の明るさを楽しめるのです。

よく、モンマルトルの丘、とは言いますが、麓、とはいいませんよね。
でも実際には麓はもちろんあるわけで、ここ、Anvers から南の界隈は、おしゃれな下町として、歩いているだけで楽しくなるようなところです。
写真に写っているスクエアーでは、映画か何かの撮影をしていました。夫と前を通り過ぎると、「あ、あの俳優知ってる!」と夫。そう、そういうことが日常茶飯事なのも、パリならではですね。

ここは、そのスクエアーから南へ下る方面に伸びている、rue Turgot (チュルゴ通り)。

ちょうど、夕方の学校が終わる時間帯だったので、子供たちと、そのお迎えをする親たちでごった返していました。

おしゃれなパン屋も多く、その店先でパンをかじっている子供たちがあんまり愛らしいのでカメラに収めたかったのですが、、諦めました。

以前、観光客のふりをして、ゴムアメの屋台の前にいた子供たちにカメラを向けたら、「Non, non ! Pas de photos !」と、大げさに指を振って叱られたことがあるのです。夫に聞いたら、「子供を撮っちゃいけないんだよ。」と言われ、大ショック。「ネットに流されて、悪用されることがあるからね。」
そこまで考えなかった自分の浅はかさに、またまたショックでした。そういう世の中なんですよね。




こちらは、rue de Rochechouart (ロシュシュアー通り)。道の両側には、おしゃれな店が並んでいます。

こんな所に住めたら、本当にパリに住んでいる、という感じがして楽しいだろうなぁ、と思います。







 このお店は乳製品を扱う専門店。
 Crêmerie Rochechouart と書かれている看板が読めるでしょうか。

 写真では分かりづらいですが、
 店先には搾りたての牛乳をいれるアルミ缶が並んでいたり、牛の形をしたポットが置かれていたり。可愛らしいのです。




ちょっと光が入りすぎていて、見づらいですね。
                写真手前がバー、その奥隣が果物屋さんです。
                なんとなく、おしゃれな感じ、伝わるでしょうか。


                  こちらは、rue Rochechouart と、
rue Maubeuge の交差する小さな広場。
            なんとなく、この写真だと冬枯れているようにも見えますが、
                  空は青々と晴れ上がっていました。


やはり、最後は、ここ、Anvers (メトロ2番線の駅です)からの眺めでしょうか。
この場面を見ると、いつでもカメラに収めたくなるのは私だけでしょうか。この駅前の細~い道から垣間見えるサクレクール寺院は、いつ見ても圧巻ですが、とくに、こうした澄んだ青空のときは尚更ですね。この通りの突き当たりにまたスクエアーがあり、そこから歩いてモンマルトルの丘を登るのもよし、 Funiculaire(ロープウェイ)に乗って上るのもよし。でもロープウェイは、丘の途中までしか行かないので、サクレクール寺院まで行くには、やはり坂道を登らなければなりません。どっちにしろ、いい運動になることは確かです。

さて今回は、ちょっとパリ(モンマルトル)案内になってしまった感がありますが、
久しぶりにここら辺を歩いて、大いに気分を良くした次第です。楽しんでいただけたでしょうか。。



 

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