2014年12月18日木曜日

冬の花


冬に咲く花といえば、パンジーはもう定番ですね。
私がガーデニングに凝りだした20年ほど前にもすでに使われていましたが、秋に種をまいて春に咲かせるタイプと、春に種をまいて初冬に咲かせるタイプとありました。今ではもう、秋には、ポット苗で、咲いたものを売っていて、こんな風に好みに合わせて寄せ植えをすれば良くなりました。かなり園芸が、手軽で身近なものとなっていると思います。

ここのお宅は、他の近所のお宅と同じで、でも特に、1年中、花を絶やさないようにしているお宅で有名です。表通りに面しているので、真冬でも、晴れたらこうして日照に恵まれるので、花を育てるのに最適なのでしょう。


パンジーも、他の花と同様、色々な花色が出回っていますが、
私はやはり、オーソドックスな紫色が好きです。
でも、こんな風な、目の覚めるような黄色も素敵ですよね。
これ、よく見るとパンジーとビオラを寄せ植えしていますね。
わざと同じ花色を植えることによって、アクセントをつけているようです。
このビオラも、昔はすみれと言って、野にひっそりと咲く、気品のある紫色が定番でしたよね。
亡母は、そのすみれが一番好きな花でした。

昨日の強風から一夜明けた東京は、雲一つない見事な快晴ですが、今朝は2度ぐらい。かなり冷え込んでいます。まだ強風も収まっていません。
西日本、日本海側、北海道では、まだ猛吹雪の最中とか。
十分お気を付けください。
今年の冬も、異常気象での幕開けですね。

師走、ということで、ちょっと1年を振り返ってみると、
今年はほとんど、私は日本・東京で過ごしたことになります。
春から初夏にかけての2か月ちょっとをパリで過ごしただけで、去年の父の他界した日から数えると、ものすごい長期間、日本に滞在していることになります。

誰もいなくなったこの家で、こうしてゆっくりと1人で過ごせたことに、心からの感謝を感じています。                                                                 何度も書いていますが、                           こうして、生まれ育った家と、十分な別れの時を持てたことは、本当に恵まれていることだ、と思っています。特に、海外移住者としては、本当に恵まれた機会でした。                                                                  来春にはもうこの家はないと思うと、今を大切に生きたいと、強く思います。こうしたことを許してくれている夫にも、心からの感謝です。                                            翻って、日本全体を思い返すと、
本当にこれでもか、これでもか、というぐらい、自然災害の多い1年でした。

広島の土砂災害に始まり、各地の冠水、御嶽山の噴火、大型台風の幾度にもよる来襲と、
考えられる災害すべてが起こった1年でした。考えてみると、3・11以来、災害による被害が増えているように思うのは、私だけでしょうか。自然が猛威をふるっていると思います。

 人間、生きていると、本当に色々なことに遭遇しますが、
ついてないとき、つらい時でも、心の中に花を咲かせていたい、あるいは希望の炎(小さくても!)を燃やしていたい、と強く思います。それには自分は一体誰と連帯できるのか(もちろん、国境だけでなく、宗教も超えて)、じっくりと見極めて行きたいと思っています。

忙しい師走。
お体大切に、お楽しみください。








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