2013年11月23日土曜日

浅草寺


家の近所で一番の観光スポットといえば、今はもうスカイツリーとなってしまいましたが、お隣の台東区の浅草寺は、やはり今でも大人気です。実家からは歩いて12~3分。地元とはいえませんが、近場の遊び場としてはかなり重要です。お参りという義務感がなくても、単にぶらぶらと仲見世を歩くだけでレジャーランドに来たような楽しさを味わえます。

 宵闇迫る仲見世の様子はこんな感じです。

ここに来ると色々な国籍の人がいるので、パリを思い出し、ホッとします。 ここは日本だけど、世界は日本人だけではないんだ、ということを思い出させてくれます。とても良いことだと思います。
でも正直、日本に帰るたびに、周囲で話されていることが100パーセント理解できる世界というのは、本当に楽だなぁと思うのですが。


去年、夫と旅した京都・奈良を思い出します。こういった文化遺産は、後々の後世までずっと、残されていって欲しいと思います。そんなことを思うようになったのも、年のせいでしょうか。

父の家族や母のお寺も、ここから歩いて行ける距離にあります。
父の納骨は、都合により年明け以降になります。
毎日、父の遺骨に祈り、見守って暮らしています。
不思議なのですが、父の死の悲しみは散々味わった後で、今はとても静かな気持ちでいます。
この生まれ育った家で、たった1人で暮らしている不思議と、初めての1人暮らしに、とても平安で自由な気持ちです。父には、「ありがとう、本当にごめんね!」と祈っています。

夫には申し訳ないですが、初めてぐらいに味わう自由。しばらくの間、この家で猫と暮らそうと思います。





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