2017年9月2日土曜日

バカンスの終盤 ケルン編   A la fin de vacances d'été à Cologne

Dom St.Peter und Maria (聖ペトロとマリア大聖堂、いわゆるケルン大聖堂)

お約束通り、ケルンでのショートステイについて書くことにします。

8月の19日から21日までの二泊三日を、大学の同級生に会うために、彼女の従姉が住むケルンのお宅へ泊まらせてもらうことになりました。
あまり個人や、そのお宅の紹介を詳細にすることは避けたいと思いますが、従姉さんのお宅はケルン郊外の緑豊かな住宅街にあって、紹介しないのはもったいないぐらい素敵なお宅でした。
すでに前回のブログで家の一部をご紹介していますね。緑とお花のたくさんある、南ドイツ風のお宅です。(わたしはスイス風のログハウスに似ていると思いました。)

ところで上は、ご存知ケルンといえば、この大聖堂。
この大聖堂を前にしたことのある人なら分かりますが、とにかく「でかい」。
パリのノートルダム大聖堂も、かなりの大きさなのですが、それがすっぽり納まってしまうのではないか、と思うぐらいの大きさです。
その大きさにも圧倒されますが、この黒い壁面にも驚きますね。空襲を受けたためにこの色になってしまったとのことですが、どうして塗りなおさないのでしょう?予算がかかりすぎるためでしょうか? この黒くていかついゴシック建築を前にしていると、そこからチラッと背むし男が出てきそうで、そんな不気味さを感じました。(黒い教会というのを、他で見たことがないので。)


この日の天気は晴れ。21日の、パリに帰る日の朝ですが、到着日以来、一番日の差していた時間帯でした。気温にすると、26度前後といったところでしょうか。滞在期間中は、概ね晴れかうす曇りでしたが、それほど気温は高くありませんでした。
とにかくローマでの酷暑を経験してからおよそ1週間後のケルンだったので、暑さ疲れがまだ取れきっていない状態だったのを覚えています。



家の近所には、大きな森もありました。
「フランスの森とはちょっと違うかもよ」と
友だちに言われ、従姉さんの愛犬2匹と、
パリに戻る日の朝に散歩に行きました。

違いはあまり分からなかったのですが、
犬を連れていると、すれ違う人と挨拶したり、
犬を飼っている人同士の会話があったりして
そういうことは万国共通だと思いますが、
小さい頃から猫しか飼ったことがない身としてはそれはそれで新鮮に楽しめました。




自分としての、このケルン滞在のハイライトは、
この手巻き寿司を作ったことでしょうか。

何を勘違いしたか、友だちが私のことを料理上手と従姉さんに伝えたため、この手巻き寿司をつくることになりました。
久しぶりの巻き寿司にかなり奮闘しましたが、
何とかまあまあの出来となりました。
その奮闘を横で見守ってくれていた友だちは、
丁寧にお寿司を切り分けてくれました。

そうそう、半分の大きさの海苔巻きは、今回初挑戦、海苔の大きさを半分にしただけですが、それでも慣れるのにちょっとしたコツが必要なことも分かりました。

この経験のお蔭で、パリに帰ってからも、また持ち寄りの食事会の時につくろう!という気持ちになれました。


最後に、やはりこの2人、もといこの2匹のワンちゃんを載せないわけにはいかないでしょう。

手前がお年寄りのモモちゃん、右がまだ若いミニーちゃん。あまりに似ているので親子かと思いましたが違うそうです。

猫好きの私ですが、犬も可愛いですね。猫とは違った可愛さです。
ただ、マイペースな猫に慣れている私としては、犬があまりにも従順、けなげなので最初はちょっと驚きました。ここまで従順だと、やはり人間としても可愛がりたくなりますよね。

こうして今年の夏は、可愛い犬たちとの、新鮮で楽しい経験を多くしました。

皆さまは犬派ですか?猫派ですか?
(夫は、家族でパリに移住してきたときに、犬と猫、両方連れてきたそうです。)













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