2016年9月19日月曜日

やっと秋めいてきました Enfin, l'automne !


週末を境にして、ようやく秋めいてきたパリです。
今朝のパリは15度。日中も20度を越えないようです。
いつものパリの気候に戻ったとはいえ、今までの異例の暑さの影響が残っていて、急に寒さが身にこたえます。急激な温度変化で風邪を引いている人が多いようです。

日本はシルバーウィークですね。この呼び名、私にとっては全く馴染みがないのですが、敬老の日を移動させることによって、休みが増えたのは、単純に喜ばしいことなのではないでしょうか。
日本人は得てして、まだまだ働きすぎですからね。

さて、このところ、新学期が始まったせいもあり、連日のように外出しています。
写真はまたヴァンセンヌの森の入り口ですが、日曜ということもあり、家族連れが大勢来ていました。


大勢、と言っても写真に撮ると、何故か閑散としているようになってしまうのが不思議です。
あまり人に向けてカメラを構えるのは気がひけるということと、実際、日本と違って人出が多くても混雑はしない、という事情があります。
写真は、秋になったので土を掘り起こし、芝生の再生をしているところのようです。
こういう土を見ると、ガーデニングが趣味だった頃の熱が蘇ってきて、「あぁ、土いじりをしたい!」と切に思います。
住んでいるアパルトマンに、小さくてもいいからベランダがあったら、と思います。


前回載せた東やを、違う角度で撮ったのでまた載せます。
家族連れが、ボートを漕いでいるのが見えるでしょうか。

余談ですが、
私には関西方面に、恩師を初めとして幾人かの友人や知り合いがいるのですが、
関西弁て、つくづく良いなぁ、と思っています。
関西弁といっても土地によって異なるらしいのですが、
一般的に、歯に衣着せぬ、というのは、私にとってはとても痛快に思えて大好きなのです。
私は東京生まれの東京育ちですが、墨田区という、都心に近い下町でしか日本では暮らしたことがない人間なので、関西というのは、気質からいって非常に近いものを感じるせいかもしれません。
育ちから言うと、山の手の「ざ~ます」言葉にも慣れ親しんでいるのですが、
気質から言って、物事の本質をずばり言うような感覚がとても合っているように感じます。
だから、逆に、この人と合う、合わないがはっきりとして、そのことでも無駄がないように思います。
いい年の大人は、広く色々な人と付き合うことが余儀なくされていますが、
この、「合う合わない」は、いかんともしがたいように思います。(だから何だ?と言われればそれまでですけれど。)
つまり、話をしていて、テンポや感覚が合う、というのは、重要な要素なのでは?と思うからなのでした。もちろん、話の内容、価値観が同じ、ということが最重要ではありますが。


私は完全に猫派の人間ですが、
こんな姿を見たら、胸がキュンとなってしまいます。
この犬の、日本語では何と表現すればいいのでしょうか、フランス語だと Très sage et obéissant ! つまり大人しく主人に仕えている様子は、本当に胸打たれます。
このおじさんは、それが当然のように振舞っていましたが、でもすごく可愛がってもいるんだろうな、という感じが伝わってきました。これだから犬好きは止められないのでしょう。
私たち夫婦は、ここのカフェで遅めの朝食を食べました。
朝食メニュー8ユーロで、クロワッサン、タルティーヌ(パンにバターを塗ったもの)、カフェオレ、そしてオレンジジュース。朝からお腹が一杯になります。


部屋の中でも羽織物が必要な、こんな涼しさになってくると、
編み物がしたくなります。
温かいココアを飲みながら、ゆっくりと編む楽しさを再開すると致しましょうか。

皆様のご健康と幸せを祈ります。

 






 

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