2016年9月12日月曜日

12回目の結婚記念日 Douzième anniversaire de notre mariage


いや~暑いですね~。パリが、9月に入ってもこんなに暑いのは、2003年にパリに住むようになって以来、初めての経験です。
例年でいくと、8月の半ば過ぎには早くも涼しく、秋の気配となるパリですが、今年は9月に入ってからずっと、30度前後の暑さが続いています。鉄の鎧戸を閉めていても暑く、普通だとひんやりとする部屋の中が、もう蒸し風呂状態。「ここは本当にパリなのだろうか?」というぐらいです。

さて、暑さ談義はおいておくとして(余計暑くなります)、
先日の日曜日、12回目の結婚記念日でした。(前回のブログの追伸で触れましたが。)
干支が一回りしたということで、2004年は申年だったんだ、知らなかったなぁ~、と感慨深いです。同級生に言わせると、「まだ12年かぁ」ということになりますが、私たち夫婦にとっては長い年月が流れたなぁと思っています。

この日は、珍しく朝から涼しく、「散歩しようか」という流れになりました。
散歩といえば、このブログでも何回も載せているヴァンセンヌの森の湖、Lac de Daumesnil を周遊しました。

これは望遠レンズで撮ったものです。
周囲2キロある湖の中洲から撮ったもので、これでもかなり近くにいる感じがしますよね。


老いも若きも、思い思いの自由な格好で、気楽に走っています。
日曜の朝は、いつもこんな感じだそうで、「みんな走るの好きだな~」と感心するばかりです。
そんな中、邪魔にならないように夫と道の端をのんびりと歩いていたのですが、「私もまた走りたいな」という気持ちになってしまいました。


               中洲を歩いていると、
白鳥の群れに出くわしました。

               よくよく見ると、その中州は、
               どうも鳥たちの住処になっているようで、
               白鳥のほかに鴨も群れもいました。

 



これぞシャッターチャンス!
 パシャパシャと撮りまくりました。

近くの被写体を、
望遠レンズで撮ると迫力が出ることが分かりました。




 念のため、
他の鳥たちと一緒のも載せてみます。
遠近があるとはいえ、
この白鳥の大きさが、少しは分かると思います。

あまり書きたくないんですが、
この白鳥たちがたむろしているここでは、
辺り一面フンだらけ。
あぁ、こんなに美しい白鳥だって、
やっぱり、なのです。(当たり前ですが)



とにかく、走る、走る。
夫も、時間のある時は、1時間ぐらい走る人なのですが、
今夏、日本でも隅田川沿いを、いくつもの橋を超えて走っていました。
その夫に、「日本のジョガーとフランスのジョガーの違いは?」と聞いてみたところ、
一番の違いは、女性の服装だそうです。
まぁ、男性のも違うとは思いますが、そこは男ですから女性に目が行くわけです。
「どんな風に違うの?」「こっちは余計な装飾をしないし、体のラインをピッチリ見せることに、なんのこだわりもないからね。」とのこと。体型の良し悪しは、本当に関係ないですね。「えぇ!」と驚くぐらい、どんなに太っていても(まぁそんなに太ったジョガーはいませんが。それでも。)、ピッチリと体型を見せています。お国柄ですね~。これだけ大らかだからこそ、走ることへのハードルが低く、老いも若きも楽しんで走れる訳です。走らな、損々!


走るといえば、こちらも走ってました!
森からの帰り道、ハーレーダヴィットソンの群れが突如として現れました。

実はこのハーレー、夫の憧れの的なんです。
「らしくない!」といえば、夫ほど「らしくない」人はいないと思うのですが、「いつか乗ってやる!」と、密かにこぶしを握り締めています。

夫はバイクはおろか、車の免許すら持っていない人ですが、若い頃からバイクを乗り回したいという願望を持っていたようです。                                      大学教授であり、作家でもある、尚中さんは、確か還暦を迎えてから、ハーレーに乗ることにしたとか。60歳から夢を叶えたんですね。素晴らしいと思います。                                           いくつになっても夢は叶う!            そう信じたいですね。


最後に、
異例なんですが二人の写真を載せたいと思います。
12年という節目に、記念として。
(結婚記念日として、12年目というのは特に祝わないそうです。10年目が「錫婚」で、15年目が「水晶婚」だとか。でも、毎年祝いたいですね。)
しかし格好がラフ過ぎましたね、すみません。あまりに暑いもので。

そしてこの日は9.11の日でもあります。あの日から今年は15年目だそうです。
心からのご冥福を、新たに祈りたいと思います。


         











 





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