2018年9月22日土曜日

誕生日と結婚記念日 Les deux anniversaires en septembre


朝晩はすっかり涼しくなりました。
日中も、陽が照る時も風が冷んやりとしています。最高気温が20度前後となりました。

さて、9月はフランスは新年度の始まりですが、学校では新学年を迎え、アパルトマンのはす向かいにある幼稚園と小学校に、子供達が戻ってきました。午後になると、眼下に見える小さな公園では、わんぱくな子供たちが奇声をあげて遊びまわっています。
子供達がどんなに騒いでも、「うるさい !」などと怒鳴る大人は一人もいません。子供の乳母や子守で付き添っている大人(大抵は恰幅のいい黒人の女性です)が唯一声を荒げるのは、子供が危険なことをする時です。そのほかのことは大目に見るのです。

また9月は、個人的なことになりますが、8日は夫と、亡き父の誕生日です。乙女座ですね、まさに聖少女、乙女マリアの誕生日ともされています。夫と初めて出会ってから、自分の父親と誕生日が一緒と知って、とても感慨深かったのを覚えています。「父から私は夫にバトンタッチされるのだな」と思ったのです。
そして11日、まさに9.11の日に、私たちは教会で結婚式を挙げました。2004年でしたので、あのアメリカ同時多発テロ事件から丸3年が経っていました。普通なら縁起でもない、として避けたのでしょうが、教会の都合と、夫の誕生日の近くの週末、ということもあり、この日となりました。多くの方への追悼の思いも込めて、この日に決行しました。

 ところで話は変わりますが、先日、日本から取り寄せた、長野県産の木曽椹(きそさわら)で出来たお櫃(おひつ)が届きました。
次回の一時帰国の時に買っても良かったのですが、色々な手間を考えると、海外発送にしてもらうのが一番良いとわかり、届けてもらいました。
写真にあるように、二合サイズでとても可愛らしい佇まいです。樹齢百年を超える木材だけを使っているので、耐水性、そして吸水性にも優れています。炊きたてのご飯を一旦このお櫃に移してから食べると、確かに一味違うのが分かります。ご飯本来の旨味や、そしてほのかな香りとともに歯ごたえがあって、とても美味しいです。また残ったご飯をお櫃に入れて翌日食べましたが、とても美味しかったです。
パリに長く住むようになってくると、美味しいご飯を食べるのが最高の贅沢に思われます。


先日、秋の彼岸が近いこともあり、みたらし団子をつくりました。今回は、家にあった、中国産のもち粉だけを使ってお餅をつくり、タレは醤油と砂糖、水、片栗粉でつくりました。今回はタレが固まりすぎることなく、上手くつくれたように思います。でもちょっとしょっぱかったかな ?


こちらは BIO のお店で買った、pain au lait (ミルクパン)を半分に切って軽くトーストし、そして市販の餡子に塩バターをはさんだだけの、餡パンです。はさむバターは、無塩ではない方が、味にパンチが出て美味しいと思います。バターの代わりにマーガリンやホイップクリームでも良いですね。


最後はコーンポタージュです。
今朝つくったのですが、こちらも簡単につくれます。最初に玉ねぎを一個か二個、みじん切りにするのが少し手間ですが、あとはそれを熱した鍋にバター(これは無塩)を溶かしたものに入れ、しんなりしたら小麦粉を適当に入れて粉っぽさがなくなるまで炒めます。そこに水とチキンブイヨン、缶詰のスイートコーンかホールのコーンを入れます。煮立ったら牛乳、しばらくして生クリームを入れ、仕上げに塩・胡椒で味を整えて出来上がりです。(分量は、すべて適量で出来ます)

痛めていた左側の足と腕ですが、ようやくパリでも整体や接骨院に通い始め、少しずつよくなっています。大分放っておいたので時間はかかりそうですが....

秋が深まる頃に、また編み物ができるのを目指して。エクササイズ&トレーニングをがんばります !


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