着物と帯の第二弾です。
前回でもう、思い出とか書いてしまったので、あらためて書くことはないのですが、こういう着物と帯を持っていた、という記録にしたいと思います。手元に置いておかないものは、どなたかにあげるか、リサイクルショップに持っていくかしてしまいます。もう、母の着物の大半は、親戚の叔母たちにあげてしまいました。
別の帯を組み合わせてみました。帯は正絹だと思います。
この着物、訪問着ですが、この色と、上の写真の帯の地の色は、ちょうど補色関係にあるので、ともすると地味になりがちなこの着物を、アクセントカラーを入れることで配色を引き締めています。派手な印象にもなりますね。こうした、着物と帯のコーディネートは、時間を忘れるぐらい、楽しいものです。下の写真の帯は、モチーフに2羽のピンク系の鶴がいるので、色調としては着物と同じで統一感がありますが、地色が白なので、さわやかさや格調が加わっているように思います。
さて、どの着物と帯を持って帰りましょうか。
パリの友だちからは、郵送はやめておいた方が良い、ということでした。お金が別にかかるそうです。夫は、船便にでもしたら途中で絶対捕られる、と豪語しています。お金になるから、と。全くどんな国なんだ、と思いますけどね。地元の郵便局でそれを話題にしたら、「え~~、そんなことがあるんですか~?」なんて、若い事務員がすっとんきょうな声を上げていました。もはや日本も文明国。郵便途中で荷物がなくなるなんて野蛮な国ではなくなっている訳です。まぁこれは、お国柄といいますか、国民性の違いでしょうね。イタリアなんて(な~んて書くとイタリア在住の人に怒られるけど)、カトリックが強いローマにあっても、ものすごい泥棒の数ですからね。
以前、夫の仕事の都合でローマの修道院に泊まっていたのですが、どうしてもタクシーに乗る状況になりました。乗って修道院で下してもらおうとしたとき、その運転手、大きなカトリックの修道院の正門入った前庭でですね、お金をちょろまかそうとしたんですよ。信じられます??
今となっては笑い話ですが、その人が実際に教会に行っているかは別にして、カトリックの総本山、お足下であるローマでこれをやるんですから。そもそも、キリスト教とは無縁の日本で、タクシーの運転手をしている人たちが、お金をちょろまかしたりしますか?ありえませんよね?そんなところからも、信仰の意味を考えてしまいます。
夫から、「人間は不完全なの。だからこそ信仰が必要なんでしょ?」という声が聞こえてきそうですが、あれは確信犯ですよ。日常的にやっている行為です。
今回は、着物と帯から、とんでもない話題となってしまいました。
でも、こんなことを自由に話題にできないようじゃ、とても万人に開かれている宗教とは思えません。夫からの批判覚悟で書きました。(パリに戻るのが近くなったせいで、ちょっと攻撃性が加わったのかもしれません。あしからず。) 旅の恥はかき捨て、というのと、平気で観光客からお金をぶんどるのと、どっちがどっち、とも言えませんかね。
でも、こんなことを自由に話題にできないようじゃ、とても万人に開かれている宗教とは思えません。夫からの批判覚悟で書きました。(パリに戻るのが近くなったせいで、ちょっと攻撃性が加わったのかもしれません。あしからず。) 旅の恥はかき捨て、というのと、平気で観光客からお金をぶんどるのと、どっちがどっち、とも言えませんかね。
(でも最近の日本人観光客は、すごく旅慣れているから、ほとんど問題を起こしませんよね。スマートで礼儀正しい。むしろ、大人しすぎて、何か不正があったら強い態度に出る、というのができないみたいです。)
皆さん、パリに来たら、うちに絶対寄ってくださいね~。
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