2016年10月2日日曜日

不思議な天候  Temps mystérieux


パリは、涼しかったり暑かったりを、一日の中で繰り返すような、不思議な天候が続いていますが、さすがに10月に入り、朝晩の冷え込みは秋本番となっています。

今回パリに戻ってから、週末に森に出かけるようになって、森の入り口にあるカフェで朝食をとることが多くなりました。こちらは昨日注文したもの。夫とそれぞれ、クロワッサン1つとカフェオレ(フランス語では Café crème という場合が多いですね)を注文して12,50ユーロ。クロワッサンはパン屋で買うより高く、1つ2ユーロ、カフェオレは1杯4ユーロぐらい。
早朝とはいえない時間帯。でも店内は常連客で賑わっていました。


今回は、ちょっと趣向を変えて(と言っても今まで何度もしていますが)
料理特集にします。

こちらは自宅での様子ですが、
肉は豚の肩ロース。骨付きのせいもありますが、たっぷり150グラムはあります。
日本のロース肉より、やや厚めだと思います。
これを鉄のフライパンを熱々にして、一気に焼き上げます。これは夫の役割。私はまだ、鉄のフライパンが恐くて使いこなせていません。
でも、使いこなせると、これほど美味しく焼ける道具はありません。テフロンはもちろん、ステンレスでさえ、この、外側はこんがりと香ばしく、そして内側は柔らかくてジューシーなまま、という訳には行きません。そして味付けは、ゲランドのあら塩と粒こしょうで充分。
因みにこの肉は安売りで、1切れおよそ1ユーロ。安い肉も、鉄で焼けば、極上の味になります。
付け合せのサラダ、ワカメは、乾燥したものを戻したもので、パリでもアジアの食品店で手に入ります。

こちらも自宅の食卓です。この日はジンジャーパスタ。生姜たっぷりのパスタです。たっぷりのオリーブオイル(大さじ3杯ぐらい)に、生姜を100グラムすり下ろし、そしてニンニク3かけを包丁で潰してフライパンに入れ、弱火で炒めます。香りが出たら1分ほどで唐辛子の酢漬けを千切りにしたのを2本さっと入れ、塩コショウして火を止めます。そこに茹で立てのパスタを一気に入れますが、その時カップ3分の1強の茹で汁も加えます。因みに私たち夫婦がパスタを1皿の料理として食べる場合( Plat unique)、2人で300グラム使います。

生姜をたっぷり使うのがコツですが、あまり濃い味付けや、辛いのがお好みでない場合は適宜、調節してみてください。これから寒い冬を迎えますから、生姜パスタで体を温めましょう!


恩師に、マロニエの実をはじめて見た、と言われたので、再度、新たに拾ったものを含めて撮ってみました。確かに、日本ではあまり見ないと思われます。北海道辺りでは良く見られるのかもしれません。
面白いのは、時間が経つと、小さくしぼんでしまうこと。水分が飛んでしまうのでしょうが、ちょっと悲しいですね。新しいのは、大きくつやつやとしています。
松ぼっくりも拾いました。これを見ると、どうしてもクリスマスを思います。

秋晴れの空の下、
目の前の公園では、学校が引けた後に遊んでいる子供たちの歓声で一杯になります。
部屋の中で,、そうした本当に無邪気な声、楽しげな笑い声を聞いていると、こちらまで気分が高揚してきます。
時々、エレベーターで、子供連れの親子に出くわしますが、その幼児たちの愛らしいこと。
大抵は、私や夫を興味深く、熱心に見ますし、親御さんは、そんな子供を見て「ほら、きちんと挨拶しなさい!」と叱ったり、諭したりします。小さい頃からきちんと挨拶をするように育てる重要性を思います。


森で見つけた動物、第二弾。                                                             前回はワニでしたが、今回はフクロウを見つけました!良く見ると、逆さに立った両足の、つま先の部分、塔になっています。動く塔ですね。その胴体の下、木でいうと株もとの近くにフクロウが!近くを通りがかったカップルが、「Oh ! Chouette ! 」と叫びました。これ、実はフランス流だじゃれ。Chouette というのは、フクロウという意味のほかに、「素敵」とか「かっこいい」などの意味もあるのです。こう言われて笑えるのが、フランス通か否かの分かれ目。もちろん私は笑いましたよ~。な~んてね。


東京の下町で育った私は、
自然といえば隅田川流域。
だから水を見るのが大好きだし、あまり縁のなかった緑も大好きです。
大自然を感じることのできる森は、本当に大好きです。










 

 

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