2015年8月19日水曜日

秋の気配 2


今日は、久しぶりに家でのんびり過ごす時間ができたので、ブログを更新することにしました。

前回、パリの秋の気配をご紹介しましたが、
アパルトマンの中庭を囲む生垣も、いつの間にか真っ赤な小さい実を一杯つけています。
この生垣、何の変哲も無いものですが、目隠しや風除けのほかに、四季折々の顔を見せてくれます。

写真は、ナシオン広場の、RERの入り口付近です。RERというのは、郊外へ伸びている列車の路線です。ナシオン広場は、大きな駅の一つなので、こうした郊外列車の乗り入れもできるのです。
ここのマロニエは、特に枯れ初めが早いので写真に収めました。
写真左手にあるキオスクには、シャーリー・エブドの看板が目立つように置かれており、
相変わらずどぎつい表紙で飾られています。日本では、もうほとんど報道されていないし、人々の頭から忘れ去られているようですが、こちらは現実のものとして生きています。あのテロ事件以来、パリの主要な箇所には、機関銃を持った迷彩服の人たちが、2~3人で警備しているのを良く見かけるようになりました。


ところで秋といえばこれ。ブドウですね。
もうスーパーの陳列棚には、様々な種類のブドウが並べられています。
これは raisin italian といって、イタリアのブドウ。
この色合いからすると、日本ではマスカットとして売られているものでしょう。一房、1キロ以上。持つとどっしりとしています。
キロ当たり大体3ユーロ。これだと3,5ユーロでした。
右にあるレトロな紙袋に入れて買い求めます。


そしてまた秋の味覚として欠かせないのがチョコレート。
フランスの場合、日本のような酷暑はほとんどないので、通年食されているものですが、
秋は特に、美味しく感じられます。
この粒の大きい、アーモンドチョコレートは、夫が仕事でスペインに行った際のお土産。空港で買ったものらしいですが、意外な美味しさです。パッケージもやはり愛らしい。


下は、気温が下がってからのバスティーユ広場です。
これでも明度調整をして明るくしたので、実際はもっと暗く、こうした天候が、来年の春まで続きます。でも、まだまだ日中の日差しには、夏の名残が感じられて、楽しい気分になれます。


でもこの涼しさ。
「編み物の季節になったかな?」と思うこの頃です。
またフラワーアレンジメントも復活させたいと思っています。




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