「久しぶりの」とはいえ、正確にはひと月ぶりですが、
午前中の、まだ店が開店したばかりぐらいの時間、この写真では大体朝の10時半ぐらいでしょうか、この時間帯のパリ、しかも中心地に来たのは本当に久しぶりでした。
ここはサン・ジェルマン大通り、ご覧のカフェ、Café de Flore は、隣の Les Deux Magots と並んで有名なお店。でもこの夏の間は、店内改装などで休業中でした。
朝とはいえ、もうこの時間になると、燦々と日光が照りつけて、まぶしいほどでした。
もちろん、日本の夏の朝は、もっとずっと早くからそういう状態になりますが、パリはこの時間帯にならないと、朝日は充分に感じられません。
この日は、日本から来る恩師の、そのまた恩師がやってくるというので、
アテンドの当日より先に、下見を兼ねての朝の散歩でした。
少し光が入りすぎていますが。。
ここサン・ジェルマン大通りは、パリの中でも観光のメッカとして世界中から愛されている並木道です。とはいえ、観光地としてはまだ朝の早い時間でしたので、人もまばらでした。
この通りには、様々な有名ブランドの店が軒を連ねていて、写真のように、ウィンドーショッピングするだけでも楽しいところです。もうお店で売られている商品は、未だ夏のセールをしている例外的な店を除けば、すっかり秋の装いです。
通りをつらつらと、カメラ片手に歩いていると、
ふと、足元には黄色い葉っぱが落ちているのに気づきました。
上ばかり向いて歩いていたので気が付きませんでしたが、
通りには、枯れた落ち葉が一杯。
ところがこれ、秋の訪れではなく、
害虫によって枯れた葉の堆積だそうで。
それを知らない日本の人が、「パリの秋は早い」と、
それこそ早合点をしてしまうそうです。
そんなこと、知識として知らなければ、誰だって早い秋の訪れのサインだと思いますよね。
ここが rue du Bac 、バック通りです。
左右に流れているのが rue de Grenelle 、グルネル通りで、その交差点を写してみました。
写真の奥に、(分かりづらいですが) メトロの rue de Bac があります。
ここを特に写したのは、写真左手のカフェが、この通りを歩くときにいつも気になっているからです。
不思議なもので、何気なく歩いていても、惹きつけられるカフェと、そうでないカフェとに分かれるみたいです。大抵は気にならないものですが、このカフェは、そばを通る度に気になるカフェなのです。
最後は、パリ・ミッションと行きましょうか。
ここは、rue du Bac の終わりの方、188番地の、パリ外国宣教会の入り口です。
この一角に、私たち日本人のためのカトリックセンターがありました。
私もここには、7年ほど通ったので、とても懐かしいカルチエです。
この通りを写真左手にちょっと行くと不思議なメダイ教会もあります。
そのすぐ横は、パリ一番の老舗のデパート、Bon Marché です。このデパート、高級品が置いてあるので有名です。「Bon Marché n'est pas bon marhé 」と言われるほど、安いものは置いてありません。(このフランス語の文の意味は、ボンマルシェ(デパートの名前)は、ボンマルシェではない、つまり、安くない、という皮肉を込めた文章です。)
とはいえ、こうした商業的な建物と、宗教的な建物が混在しているのが、いかにもパリらしいと言えばパリらしい。ここは、パリでも最高級のカルチエである7区です。
このパリ・ミッションの入り口、通りをはさんだ手前には、やはり有名なインテリアの大型店が品良くそびえています。
いかがでしたでしょうか。
朝のパリの中心地の散歩も悪くない、と思えましたでしょうか。
日本にいたひと月に、ブログを更新しなかったせいか、何となく筆が鈍っているのを感じます。
読みづらい箇所もあったと思います、
あしからず、でした!
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