一昨日の金曜日に、朝から冷たい雨と風が吹いたせいか、それから一気に気温が下がりました。
今朝の気温は14度。いくら外の気温だとはいえ、家の中でも少し肌寒く感じます。
日中も、最高気温が20度をちょっと超える程度だと、予報ではなっています。
昨日もそんな感じで、こちらの人たちはお構いなくTシャツ1枚の人も多くいましたが、私としては羽織り物が必要に感じました。
家を出た後に、よく人々の服装をチェックするのですが、
昨日は、朝のうちは特に、男性の場合、下は半ズボンでも、上にしっかりジャンパーなどの上着を着込んでいました。冷ややかな風に、秋の訪れを感じました。
写真は、6区にあるサン・シュルピス教会です。
ここは、長いこと工事をしていて、美しい全容を中々見られなかったのですが、いつの間にか綺麗に修復されていました。
この教会のすぐそばに、同窓の先輩がアパルトマンをもっていて、そこのお宅にお邪魔しました。
そのお宅に伺う前に、時間がかなりあったので、この教会の中で、しばし静寂の時を一人で過ごしました。
教会を見学する人々も、時節柄観光客がほとんどですが、たまに、頭を垂れて、熱心に祈っている人の姿を見ることは、やはりいつの時も珍しい姿ではありません。
先日も、日本から来た人と、教会巡りをしましたが、信者じゃなくても、教会に入って席に座り、ひと時を沈黙のうちに過ごすということがありました。教会には、そうした力というか、そうさせる何かがあるのだ、と思います。
先輩の家で、楽しい時間を過ごした後に、
日本でも有名になっているラデュレへと繰り出しました。
ここはパリのあちこちにある支店の中でも、特に素敵な場所、ボナパルト通りにある店で、
前を通る度に入りたいと思っていた店でした。
私が注文したのは、バラの花弁とフランボワーズの入った、relisieuse というお菓子。
先輩は、フランボワーズのミルフィーユを注文しました。
お菓子の色合いはもとより、お皿やティーカップの配色の美しさにため息が出ました。
店内はこんな感じで、
アフリカや中近東のような、エキゾチックな装飾です。
たまたま人がいない時に写しましたが、
店内にはおしゃれに着飾った人々で賑わっていました。
壁のいたる所にペイントされた、
これまたエキゾチックな、南洋の植物や果物が、
このお店のユニークさを際立たせています。
自分だったら、とても西洋的なケーキやお菓子に合わせて、店内も完全に西洋風にアレンジしてしまうところでしょう。
お店を後にする前に、通りに面した花束を発見しました。
淡いピンクの薔薇とそれより濃いピンクのアリストロメリアの花束は、とても美しく、
お店の中のインテリアとしても、とても調和のとれたものでした。
最後に、この日、先輩宅を訪れる前に行った、
オペラ街にいた猫たちを紹介します。
場所はオペラ座が目の前にある、側面の道。
何度か見かけていたので、今日こそは写真を撮ろうと構えたら、
案の定、写真を撮るなら金払え、ということで、チャリンと籠に入れてから撮りました。
このおじさんが、マニュベルを回しながら音楽を奏でている間、
この大人しい猫たちを可愛がる人々で一杯でした。
日本の兄に預けている、実家の猫に、ちょっと似ていることもあって、写真を撮りつつも、その場を離れがたく感じました。
猫や犬は、どんな人に飼われるかで、運命が決まってしまいますが、
飼う以上は、思いっきり可愛がってやって欲しい、といつも思います。。
昨日は日本は終戦記念日、フランスは、マリアの被昇天の日ということで、センターで日本語ミサが行われました。想像以上に人が参加して、とても親密な温かいミサだったと思います。
やはり心を一つにして祈るということの大切さを感じました。
では良い週末をお過ごしください。
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