2015年5月15日金曜日

シンプルポテトサラダ そしてメロンの季節


気分を変えて、お料理編とします。

「このごろ じゃがいもって食べてないよね?」ということで
じゃがいも1キロを夫が買ってきました。
なぜじゃがいもか、というと、
私がずっと日本にいる間に見ていた、日本の自炊本(私が日本から送ったもの)に、
「にんじん・玉ねぎ・じゃがいもは必需品」というのがあったのと、
ポテトサラダの超かんたんレシピが載っていたからです。

この写真のは、玉ねぎとじゃがいもだけのとてもシンプルなものですが、
これを作ってくれる前は、ツナ(缶詰の)と玉ねぎでした。
それに味をしめて今回つくってくれたのですが、
スライスした薄切りの玉ねぎがからかった。
きちんと塩をふり、しっかりと揉んでからみ成分をしぼらないと、生の玉ねぎってすごくからいんですよね。
その辛味を生かして、たとえばカレーの薬味なんかにすると最高なんですが。
私は結婚前は、生の玉ねぎというのをあまり食べたことがなかったんですが、
夫がそのうまみを教えてくれたのでした。


こちらはミントティー。わたしがいれました。

香菜の代表格、コリアンダーはじめ、色々なハーブは中華の食材店などで豊富に売っています。
今や日本食品は、ほとんどがパリで手に入るといっても過言ではないのですが、
私と夫は、純日本食品店よりも、中国人や韓国人が経営しているお店で買うことが多いです。
理由は単純、そのほうが安いからです。
「どうしてもこのメーカー(日本)のうどんが食べたいんだ!」みたいなのって、ありませんし。
安くても美味しい食材は一杯あります。

話が脱線しましたが、
このミントティーにつかったミントも、そんな中華店で手に入れました。
実家で暮らしていた時代には、庭に生えていたミントでお茶をつくったものです。
バジル同様、ミントの香りをかいでいると、
懐かしい夏の思い出がよみがえります。
何の屈託もなかった(今から思うと、ですが)、十代の夏の思い出。
そのときの詩、いつかご紹介します。

ミントティーは、個人的には、砂糖をたっぷり入れて飲むのが好きですね。
ストレートで飲んで香りを楽しむのもいいのですが、
その場合はミントがとても新鮮でないとならないと思います。
今日のは、冷蔵庫の中ですこし時間が経ってしまったので、
お砂糖をたっぷりと入れて楽しみました。


こちらはお待ちかねのメロンのサラダです。

Plat de jour (その日のおすすめ)の、
「Melon à l'italienne 」(イタリア流メロン)という一皿です。
なぜイタリア流かというと、
イタリア産の生ハムと、モッツァレラチーズをつかったサラダだからです。

メロンは今、もっとも旬な食材です。
こうした、オレンジ色の小ぶり(片手にのるサイズ)なものが一般的で、
1個1ユーロぐらいで売りに出されています。
これぐらいの価格であれば、メロンもとても身近な食べ物となりますよね。
そして充分美味しいです。とても瑞々しくて甘いのです。

「これ、前菜でしょ?」と言われる方もおられるかと思いますが、
いえいえ、これはれっきとした一品料理なんです。パン(バゲット)がついて14ユーロ。
ちゃんとお腹一杯になりました。

でも最初に生ハムとメロンの組み合わせを考えた人ってすごいですよね。
とても簡単には結びつかない気がします。
生ハムの塩気と、メロンの甘味。絶妙のコンビネーションだと思います。
 

今回は、気分をかえて、
食べ物・飲み物について書いてみました。


 



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