2015年1月12日月曜日
初春 - 成人式
今日も用事があって、浅草くんだりまで行ってきました。
今日も風が強いせいか、空には雲一つなく、どこまでも青く澄み渡っていました。
何度も書いてますが、
日本の冬は、外国人にはとても人気があって、この明るい青空、蒼穹がたまらないのです。
夏なんかより、よっぽど青い空が、それはそれは美しい。
私も東京の冬空は大好きです。
ただ、西日本、北陸、東北地方の日本海側、
そして北海道は、
去年の師走から稀に見る大雪で大変ですね。
東京のように、1年のうちでも片手で数えられるぐらいしか
雪が降らない地区に比べ、そういう所は死活問題。
想像をするしかないのですが、お察しいたします。
とはいえこちらは東京の下町。
氏神様にお参りを済ませてから、隅田川沿いを気軽に散歩しました。
気軽に、といってもものすごい強風。髪をまとめなかったので、ぼっさぼさになりました。
そして写真にもあるように、午前中の日の光が存分に当たる場所に、たくさんの水仙が咲いていました。
もう水仙?! 驚きと嬉しさでパチパチ撮りました。
隣の敷地では、ちびっこ達が、声の大きいコーチのもとで野球に励んでいました。
打って変わってこちらは、新成人のための会場となっていた浅草公会堂。
散歩の帰りに偶然立ち寄って、これまたびっくりしました。
そうそう、今日は成人の日でしたね。
20才の若者たちが、大勢、式の始まる前の空き時間をにぎやかに通りで過ごしていました。
「若いっていいなぁ、まぶしいなぁ」と素直に思います。
亡母が、若いころは文学少女で、
「あぁ青春! 二度とない青春!」と、文字に書いていたのを
後で発見しました。
母の青春は、父と出会う前のころ。
大勢の友達に囲まれてわいわい、がやがやと青春を謳歌し、
上高地が、最高の青春の場であったようです。
青春、なんて言葉、今じゃ死後なんでしょうけれど。
私の青春といえば、
80年代前半、松田聖子と少女マンガと
兄たちの影響下、ロックミュージックだったでしょうか。
あのころのイギリスのロックバンドに夢中になったものです。
なぜか、西欧の映画女優にもベタ惚れでした。
そこは何しろ女子高生ののりだったわけです。
写真の彼女も美しい着物姿で、唯一、しっかりと写真に収めることができたのですが、
着物を着た女の子(と言っていいんでしょうか)たちの、美しいこと。
やはり日本女性は着物に限る、と確信しました。
ところで身内の話になりますが、
2才上の兄の長男が、やはり今日、成人式を迎えています。
「あぁ、あの子も20才になったのか」と、本当に感慨無量です。
浅草公会堂前の若者たちを眺めながら甥っ子のことを思い出し、少し涙ぐみました。
(もちろん、嬉しい涙です!)
実はこの甥っ子、私と同じ誕生日なのですよ。
なので余計、愛情が湧くんです。
これから厳しい社会の荒波を乗り越えて行こうとしている彼らに、
心からのエールを送ります。
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