La Crêprie du St.Honoré |
この手前に、新しく一部完成したレ・アールの建造物があって、
自転車の走ろうとしている通りがサントノレ。そう、ここにもサントノレが通っているのです。
以前、かの有名なその rue St. Honoré ( サントノレ)の始点というか、
終点を見極めたいと思って、この辺りをうろうろした事がありました。
そういう意味では私も充分おたく的な素質をもっている訳ですが、
この、日本人では特にバブル期にこの通りを闊歩された方、随分多いと思いますが、もう一つの終点である凱旋門まで、延々と続くこの道、いわずと知れたブランド通り。でもこの始まり(終わり?)であるレ・アール界隈は、若者たちのたまり場であり、観光客も多く、活気があります。
でもこのサントノレ、そうそうたる名所を貫いているのですが、なぜか「通り」という単語に rue を使っていて、avenue (アヴェニュー)でも Boulevard (ブールヴァール)でもないのは何故なんだろう?と常々思っていました。
問題は、「道幅」だったんです。いくら煌びやかで人通りが多く、人気があっても、このサントノレ実は、大した道幅ではありません。全長、2キロはあると思いますが、道幅はそれほど広くはないのです。
ですが、コンコルド広場前から凱旋門(メトロ:Terne ) まではぐっと広がり、名前も正式には Rue du Faubourg St.-Honoré となります。
通り一つに、色々な名称のあるのが面白いですよね。
いずれ、この通りの「知られざる一面」をお伝えできたら、と思います。(ちょっと大げさですが)
いつになったらジャパンエキスポ?と言われそうですが、一部リニューアルオープンしたレ・アールの様子を、ちょっとだけお知らせします。
写真ではわかりづらいのですが、以前にも増して、店舗数と営業時間を増やしてオープンしたここ、レ・アールの複合施設です。日本ではもはや馴染み深いというか、当たり前の営業形態が、パリにおいてついに実現されました。パンフレットを捨ててしまったので詳しいことは書けませんが、ファッションだけでなく、映画館やFNAC(本やCD、家電を売る店)、インテリア、スポーツ施設等を備えています。現段階ではまだ、緑地部分が未完成なので、商業施設のみの利用となっています。
しかし新しい建築物ができる度に批判が出るのがここ、パリジャンの土地柄で、レ・アールも例外ではありません。
「なんだ、この crême anglaise (クレーム・アングレーズ、つまりカスタードクリームのことです)のような色は??」と、非難轟々。天井部分、Canopée と呼ばれる反り返った天井の色が、薄い黄色をしているための非難。趣味が悪い、という訳です。そこにはもちろん、イギリスへの批判も含まれている訳で。。。もっとクリーム色がはっきり出ている写真なら良かったのですが。
因みにこの批判を聞いて、面白くないと私は思いました。なぜなら、黄色からイメージされるのは黄色人種であるアジア人。その一人としてムッとした訳です。
でも実際には、太陽光の入る、解放された空間で、優しい色だと思います。
さぁ、いよいよ(?)ジャパンエキスポです!
この展示会には、実は何年か前に一度、夫と友人とで見に行ったことがあって、まさか二度目があろうとは思いもよりませんでした。
上記に、「おたくの素質がある」としたのは、あくまで、好きを極めたくなる、特に日本人の気質を表現したものであって、決してこうしたアニメや漫画のおたくではありません。
ですが、かの福岡出身の(しかもカトリックだそうで)大臣が言うまでもなく、漫画は日本の文化の一つである、と認めないわけにはいきません。ただ、それはあくまで「サブカルチャー」であって、日本古来からある伝統文化とは一線を引かなくてはなりません(ここの所が結構重要な認識です)。
私の10代の青春は、80年代でしたが、少女漫画全盛期でもありました。色々な漫画や漫画家のファンでしたね~。一人、二人ではないので敢えて名前は出しませんが。
初日に、友人に連れて行ってもらったのですが、会場に入るとすごい人と熱気。改めて日本のサブカルチャー人気に驚かされました。
今回は、面白い写真を撮れなくて残念でした、というのも、あちらこちらの展示を見るのに夢中で、写真をとりはぐったのと、何故か今回はカメラを向けてポーズをとってもらうことに気恥ずかしさを感じたからでした。
なぜだったんでしょう?
ともかく、こちらの人のコスプレは、
(日本人のを見たことがないせいか)、
半端ないですね。
ここまでやるか?!と叫びたくなる人ばかりで、本当に見ていて楽しかったですね。
右はもちろん、マトリックス。告白しますと私、キアヌ・リーブスが
大好きなのです。ハリウッド俳優の中では一番かもです。
(夫はなぜか私のお気に入りはブラッド・ピットだと思っていて、
とんでもないことです!)
この人にもちゃんとポーズをとってもらいたかったんですが、何故か気恥ずかしくできませんでした。(そばでこうして撮るのがやっとでした!)
日本のサブカルチャーに関しての是非はここでは書きません。
とにかく今回は、「日本に出会いたかった」とか、「祖国の香りを少しでも嗅ぎたかった」がメインの理由でした。
売り場にいた日本人は、日本からやってきた人たち。いわば毒されていない日本人(?)という感じで、思わず話し込んだりしてしまいました。しっかり投資もして来ましたよ。(実はあんまり触れたくないんですが、「可愛いもの好き」です。。)
サブでもなんでもいい、日本、がんばれ~~!!という気持ちで一杯のジャパンエキスポでした!
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