Colosseo コロッセオ |
スペイン広場、トレビの泉と来れば次はこのコロッセオでしょうか。
実は先ほど、ドイツのケルンから、二泊三日の旅を終えてパリに戻ってきたところでして、
涼しかったケルンによって、早くもローマの暑さを忘れかけていたのですが、
でもこの写真を見て、またあの記録的な暑さが蘇ってきました。
Foro Romano フォロ・ロマーノ |
あまりの日差しに、私は日本から持ってきていた日傘を差しながら歩いていたのですが、
夫に、「周りを見て。誰も日傘なんか差していないよ。」としつこく言われ、ただ差しているだけならまだしも、人通りの多いところで差していたものですからしょうがなく畳みました。「え~い、こうなったらバンバン日に焼けてやる!」と言えれば良かったのでしょうが、その勇気はなく、やはり日本から持参していた日焼け止めをたっぷりと塗って気を静めました。
ヴェネツィア広場には、馬車も通っていました。手前にはヴィットリオ・エマヌエーレの、ショートケーキのような白亜の城がそびえていますが、やはりあんまり趣味がよいとは思えないので、写真は載せません。
写真右奥の方に、繁華街が広がっていて、その奥にトレビの泉があるという位置です。
この花木(多分、夾竹桃だと思います)は、
我々が泊まっていた修道院の入り口に、一列に並んで植わっていたもので、その大好きな花色を懐かしんでここに載せます。
色はこれより薄いピンクと白もあったのですが、
この色が一番好きだし日に映えたので選びました。日本でも、夏は色々なところで目にする花木ですよね。
シスターは、「匂いを嗅いではダメよ、気分が悪くなるから」と言っていましたが。。
このスイカの山をご覧下さい! 以前ブログに載せたものとは比較にならないほど大きいのです。駅前で売っていたスイカ屋さんなのですが、一度、夫と買って美味しかったので、今度はシスターたちに食べさせようと、勇んで買いに行ったのです、40度の日差しの中。
半分のを買いましたが、大勢のシスターに食べてもらうのに充分な量でした(もちろん、小さく切ったためですが)。それでも重くて、死にそうになりながら道を歩きましたが、その甲斐がありました。皆さん、とても喜んでくれました。
ローマ便りの最後としては、やはりこれにすべきでしょう。
ローマにある、ドミニコ会の総本部のそばに位置する、この丘、夕日が沈むのが絶景と言われる、とてもロマンチックな場所です。
暗くてよく見えませんが、
上が、夕日の沈む瞬間を捉えたものです。
この夕日を眺める丘には、
石の塀があって、そこに人々-その多くは親しい友人たちや恋人たち-が寄り添うようにして立っていたり、塀の上に座ったりして、この夕日を眺めるのです。
そう、時がとてもゆったりと、親密に流れているような、そんな空間でした。
上は、その丘に続く道で、夕日を背にした帰り道です。
このローマの旅で、一番お世話になった、シスター方の後ろ姿を載せます。
周囲の松も、ローマを思い起こさせる、思い出の木です。
ずっと以前、この地を訪れた時に(この場所とは違う松林のある所でしたが)
「この松の種を日本に持ち帰って、芽が出たら幸せになります」 とガイドさんに言われ、
父と持ち帰り、東京の実家で芽が出ました。
私が拾った種だけではなく、父のも出たので、そう、「父も幸せだったのだ」と、今は思うようにしています。最愛の妻である、私の母が死んだ後も、私のためにおよそ30年生きてくれました。
今は感謝の想いしかないです。。
ローマは、結婚前に亡父と訪れた土地の一つでした。
そして鉢植えに育った松の一つは、親しい友人に引き取ってもらい、今も元気にしています。
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