2016年4月21日木曜日
風光る季節
ブログを更新するにあたって、
まずは熊本、大分、阿蘇地方の、地震による被害を受けた、そして今も受け続けている方々への、
お見舞いを申し上げます。本震、余震、ともに大型の地震だったということで、ここフランス・パリの日本人の間でも話題になっています。亡くなられた方々へのお悔やみを申し上げますと共に、怪我をされた方々、避難されている方々への、一日も早い復興、平和な日々が来ますようにお祈り申し上げます。
さて、パリに話を移したいと思います。
昨日、用事があって、シャンゼリゼに行ってきました。
晴天に恵まれ、着ていたジャケットを脱いでしまうほど気温も上がり、(17度ぐらいだったでしょうか) 人々の笑顔が印象的でした。が、やはり、いつものシャンゼリゼとは違って、人がこころなしか少ないのを感じました。
写真は、コンコルド広場に近い並木道です。
マロニエが、もうすぐ花開こうとしているところです。
ご覧のとおり。人気が少ないですね。
ここはパリでも観光のメッカですから、一番、テロに狙われやすい所でもあります。
シャンゼリゼを歩いて下って行きましたが、防具服を着た守備兵にも合わず、夫は、
「これじゃぁ狙われ放題だね」と言っていました。
主犯格が捕まって、とりあえずはホッとしている、という状況なのでしょうか。
あまり、「観光地に人が少ない」とばかり書いていてもしょうがないのですが、
久しぶりのパリが、なんだか違う場所のような気がしてしまうものですから書かずにはいられません。
わたし自身の状態も、まだまだ万全ではありません。
ここ1、2年の疲れがドッと出ているのでしょうか、
パリの街中を歩いていても、今ひとつ元気が出ません。
ここは一つ、じっと我慢してやり過ごすしかないのでしょう。
さて、パリはイチゴの季節。
写真のイチゴはフランス製で、Gariguette といいます。スペイン製のものに比べると、小粒ですが、とても甘く、自然の味がします。こんな風に大きさが不ぞろいなのは、日本では考えられないことですが、それだけ、自然に近い形で栽培しているのでしょう。ひとパック、250グラムぐらいで2ユーロしませんが、フランスではわりと高価ですね。(1キロにして考えると分かりやすいです。)
わたしの親しくしている皮膚科の先生は、「朝はイチゴしか食べない」と言っていたのを思い出します。贅沢ですね。
これからは薄着の季節、そろそろ、食事制限をしないとならないでしょう。
そしてパリは、一年で最も良い季節を迎えます。
その季節に相応しいような、明るい気持ちに早くなれるよう、時を待ちたいと思います。
皆様はいかがお過ごしでしょうか。
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