ご無沙汰している間に、ここ福島も、すっかり秋めいてきました。
朝晩の気温は低く、日中も20度を切るような陽気が続いています。
7階のマンションから見える山々はまだ色づいていませんが、街路樹などは、少しずつ色を変えて、秋の装いになっています。
さて、写真のランチセットは、今年の夏、京都・奈良を訪れた際に立ち寄った名店、
「進進堂」のカレーセットです。京大前の店舗の、いわば本店です。
ここは、今年85周年を迎える伝統あるお店ですが、特にこのカレーセットは定番のものとなっているようです。
私の好きな銅版画家、山本容子さんが、その著書で紹介していたお店の一つで、興味を惹かれて夫と来店しました。
その日もご他聞に漏れず猛暑日。カレーを食べるには持ってこいのお昼でした。
でも実際にいただいてみると。。。確かにカレーのルゥの味はコクがあって美味しかったのですが、
具がほとんど見当たらず、量が少ないと感じました。
ここは場所柄、京大生が、図書館代わりに使うような、店内には本も置いてあり、落ち着いた雰囲気なのですが、学生たちがこれを食べて満足が行っているのか、はなはだ疑問でした。
まだまだ若い学生が、こんな少量でお腹一杯になるはずもなく、お値段もお金のない学生のためのものではありません。
そしてふと周りを見回すと、店内にいるのはご年配の方ばかり。
なぁ~んだ、お年寄りの憩いの場だったのね、と合点が行きました。
ご年配の方ならこの量で充分です。コーヒーだけを飲んで寛いでいるのもお年寄り。
本を読んでいる姿を見ていると、大学の先生かもしれません。
私たちは、(特に夫は)「これじゃ全然足りない」と、(そう若くもありませんが)
上のミックスサンドイッチを注文し、あっという間に平らげました。こちらも美味しかったです。
この進進堂は、隣がパン屋で、厨房でパンを焼いていることもあり、このサンドイッチは懐かしい味のする美味しさでした。
ところで何故今回、わざわざ夏の写真を引っ張り出して批評しているかというと、
(写真を取り込むソフトの故障、ということもありますが)、こうした料理は、今ではもう、私は口にしていないからなのです。
そう、兄の食事療法をしている内に、「糖質制限」というダイエット法に出会いました。
以前だったらとても信じられない内容のものですが、
実際に行ってみて3週間強。少しずつ体重が減っていることと、体調が劇的に良くなってきています。
一番は、去年から痛みのあった足の指の付け根や、肩が治ったのです。
いかに今まで、塩分と糖分を取りすぎていたのか、実感しています。
今は、上の写真のような、地中海風サラダは、体に最適だと分かります。体に悪いものが一切入っていません。(もっとも、ドレッシングに少量のマヨネーズが入っている点はマイナスですが)
この頃はよく、「あなたは、あなたが食べたものから出来ている」という表現を見かけますが、
正に言い得て妙ですね。
とにかく今、食べ物に気をつけるということを通して、体調の変化を楽しんでいます。
糖質であるお米、麺類、パンを、いつもより量を控えてみませんか? すぐに体が喜ぶのを感じますよ。その際、それに代わるたんぱく質(肉、魚、豆類)を多く取ることをお忘れなく。
来週には東京に行きます!
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