2015年9月8日火曜日
秋雨
ご無沙汰しておりました。
ちょうど二週間ぶりの更新となります。
その間、毎日が怒涛のように過ぎ、ついに昨日、兄の退院となりました。
発見が早く、緊急の措置やカテーテルの手術の成功などが功を奏して、兄の回復は想像以上に早いものとなりました。大体三週間弱。予後が良いと、心筋梗塞は大体、三週間ほどで退院、ということなので、優等生としての退院となりました。
ご心配をおかけした方々に、深くお詫びと御礼を申し上げます。
ただし、あと二週間ほどはなるべく安静に、ということなので、食事と運動以外は布団で横になっている生活が続くでしょう。
愛猫が、兄の帰宅を喜んで、兄の寝る布団から動かなかったのが印象的です。
さて、話変わって日本は台風の接近中ですね。
過去の例から言っても、かなり近場での発生ということで、
福島も、一昨日の夜からずっと雨です。
「秋雨前線」などという言葉を、久しぶりにテレビのニュースで聞きました。
秋の長雨というけれど、本当に連日の雨に、懐かしさを覚えています。
兄のマンションの近所にある、一軒家の並ぶ軒下です。
「何の花かなぁ?球根みたいだけど。」とパチリ。
撮った写真を改めて見ると、鉢の後ろにネーミングカードが刺さっているが分かりました。また通りがかった時にでも見てみようと思います。背丈の高い、スッキリとした草花ですね。白地に濃紺の芯があるのも素敵です。
こちらは1枚目と同じお宅の軒先。
朝顔やペチュニア、チェリーセージなどの夏の花に加えて、葉鶏頭や紫葉の葉物などもあって、
夏から秋への変化を物語っています。
井上靖の小説だったと思いますが、この真っ赤に燃える葉鶏頭を見て、
人妻がふと、夫の浮気に気が付く場面が冒頭にありました。
女の勘、って、どこで威力を発揮するか分からないものですね。その鋭さの妙を、その小説はうまく書き連ねていました。
もうすっかり秋、と言いたいところですが、どうなんでしょう?
このまま、台風が去った後も、涼しい日々となるのでしょうか?
とにかく、兄が一命を取りとめ、元気に回復したことに、心からの安堵と感謝を感じています。
兄は、「一命は取り留めたけど、明らかに寿命は縮まったよね。」と言っていますが。
今後は、リハビリと食事療法が命。
心して一緒に過ごしたいと思います。
可哀想な夫はまたパリで一人ですが、まぁ大丈夫でしょう。
人生、何を優先していくのかの、選択、決断の繰り返しなのですから。
皆様のご健康も祈ります。
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