2014年7月12日土曜日
夏の薔薇
台風が去った後、毎日暑いですね。まだ梅雨明け宣言はしていないものの、暑さはもう本番並み。
毎年話題になる埼玉の熊谷市ほどではないにしても、今日はもちろん30度以上。パリでの涼しさ、寒さに慣れている体としては、この気温の中 外を歩くのは想像以上にきついですね。
明日から東京はお盆ということで、夕方に檀家のお寺にお参りに行きました。亡き父にとっては新盆。お花とお線香をあげて、お墓をきれいに掃除して、しっかりと祈ってきました。
墓石の、母の戒名の隣に、父の戒名がちゃんと刻まれているのも確認しました。
父が死んだこと。まだやっぱり悲しいですね。
今日、来宅してお線香をあげてくださった父の年下の友人、おじさんは、「本当に子煩悩だったよ」と懐かしそうに言ってくださいました。
写真は、実家の薔薇です。
バラに詳しい方ならご存知だと思いますが、このバラの風情はオールドローズに近いものなのですが、実際には、オールドローズ研究の第一人者、デヴィット・オースチンのイングリッシュローズです。名前は「アンヌ・ボレイン」。有名人の名前をとっているはずなので、調べれば誰だかわかると思います。(調べてなくてすみません。) 育て始めてもう15年ぐらいになっている株ですが、今年もご近所の方のご協力で見事に咲いてくれました。
この薔薇は、花色も魅力ですが、とにかく香りがすごい。とても良い香りなのです。これぞ薔薇!という、嗅いだ瞬間に幸せになるような、何に例えたらいいのでしょうか、フルーティな香りです。
やはり薔薇、大好きですが、実は花屋で売られているような、現代バラ、いわゆるハイブリッドローズには、あまり魅力を感じません。上のイングリッシュローズのような、野原にたくさんの小花と共に、風にゆられて咲いているような、たおやかで可憐な薔薇が大好きです。
家の近所で見つけた花木です。
品種名を思い出せないのですが、夏に咲く、この紫色の涼やかな花。久しぶりに発見して、思わずシャッターを切りました。リンドウもそうですが、夏の青い花色も、一服の清涼剤のように魅力的です。
今、これを書いている時に見ているニュースで、今日だけで熱中症で病院に搬送された人が全国で400人以上とありました。何もパリに慣れている体じゃなくてもキツイ暑さだったんですね~。あんまり暑いんでめまいがしましたから。
皆様もどうぞ、暑さにはお気を付けください。
近所の銭湯です。
え~、暑いのに銭湯?という声が聞こえそうですが。。確かに夏は、銭湯には行きません(少なくとも私は)。でもこうした風情の銭湯も、時代と共に確実に数が減ってきていますね。
写真じゃよく分からないかもしれませんが、こまごまとした植木鉢の様子や自転車、そして青い瓦屋根。
ここよりもよく冬に通っていた銭湯は、周りの土地と一緒に壊され、高いビルになるそうです。時代の波ですね。。
愛猫のアビです。日本にいる間は、頻繁に登場させてもらいます。
あんまり暑いんで、茶の間のテーブルの上で寛ぐアビ。だ~れも注意をしないので(つまり私がそのままにしておくので)机の上のひんやりとした感触が好きなのか、ずっとこのままにいました。
話題があちこちに飛んですみません。
今年は夏の間、東京のこの家で過ごすことになりそうです。
あんまり暑くならないことを願うばかりです。
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