2013年12月9日月曜日
近所の公園
家から5分ほどのところにある公園です。目の前には、父、2人の兄が通った小学校もあるので、長い歴史のある地でもあります。でも私にとっては本当に小さいころにしか遊んだ記憶がありません。せいぜい小学校低学年ぐらいまででしょうか。小学校から電車通学をして遠くの学校に通っていたためです。その頃は、この公園の真ん中にはコンクリートでできた小山があって、様々な角度から上れるように工夫がしてありました。もう40年ぐらい前になるので、もうその小山は壊されてありませんし、このように開放的な雰囲気になりましたが、当時はその小山がとても高くて、てっぺんまで上った後、降りるのが本当に怖かったのを覚えています。
他の遊びとしては、公園をぐるりと囲んである高さ30センチほどの囲いの上を、下に落ちないように1周する、というのがありました。子供ながらにバランスをとるのが難しく、色々な樹木につかまりながら従妹と遊んだ記憶があります。それだけのことでしたが、とってもスリリングで、落ちそうになると悲鳴を上げるほど真剣だったのを覚えています。
久しぶりにこの公園の前を通って、お母さんと子どもたちが陽だまりで遊んでいるのを見て、急に撮りたくなりました。この頃は単に買い物に行くときでも、デジカメを持ち歩いています。
なんて平和なんだろう、と心が動かされました。父のいない世界にも慣れつつあるとはいえ、思い出の多い土地にあって、何かにつけて父を思い出します。父が長年にわたって書き綴っていた日記は、まだとても読めません。ちょっと開いて読んだだけでも号泣してしまうので。
散歩の途中で出会った、目の覚めるような黄色の菊に出合いました。
自然の色は、どの色だって目に優しいはずですが、これは本当に目にまぶしかったです。
下町は、路上にこまごまと工夫を凝らして花を育てている家が多く、歩いていて飽きません。ちょっと気になったものは、すぐに撮れるように心がけています。人がいる時は、声をかけると、そこで触れ合いが生まれて楽しいものです。
とにかく今は、家や自分自身をいつもきれいに整えていたいと思っています。ともすると、虚しさで何もかもがどうでもよく、構わなくなってしまいそうになるので。。
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