久しぶりにブログを更新します。
およそ2ヶ月にわたる日本滞在を終えて、一昨日パリに戻りました。
日本滞在中は、何かと用事が多く、ブログを更新できないでいましたが、パリに戻ってようやく一段落です。今回の滞在では、奈良の恩師を訪ねる旅がやはりハイライトなので、そこから回想したいと思います。
こちらは今月18日の奈良・猿沢の池の様子です。背後に見える五重塔は興福寺の境内にあるもの。夫とも何度も訪れたこの池を出発点として、早朝の奈良を一人で散策しました。
奈良といえば鹿ですね。
鹿は奈良公園を中心にして、その周辺、至るところにたむろしている姿が見られます。
今回は餌の鹿せんべいはあげませんでした。一人であげる勇気がなかったので。ご存知のように、煎餅を持っているだけで沢山の鹿が寄って来ますし、それだけなら良いのですが煎餅を食べようと手ごと噛み付いて来るのでちょっと恐いのです。
春日大社へと向かう参道にいた鹿です。こうしている分には誠に愛らしいのですが、なぜか鹿せんべいを持っている人間に対してはちょっと凶暴なところはやはり動物ですね。飼い慣らされているとはいえ、甘く見ているとえらい事になります。
この奥には、一昨年の春、恩師の友人たちと散策した、万葉植物園があります。
途中、満開の梅も堪能できました。近くにある池は浮身堂があり、名勝の一つとなっています。
今回の奈良への旅では桜は見れませんでしたが、
こうして梅を堪能できました。
また3泊4日の間、晴天に恵まれたことも有難かったです。
その前後の天気はあまり良くなかったのです。
早朝に嗅いだ梅の香りに、しばし時を忘れて佇みました。
こちらは東大寺に至る参道です。
朝早いのに、既に大勢の観光客で賑わっていました。観光客は、主に中国人や韓国人で占められていますが、欧米人も結構いました。
敢えて大仏様は載せませんが、代わりにお参りを済ませた後の側廊からの全貌を載せます。
桜の開花まではあと10日、というところでした。一昨年堪能した、満開の桜を思い起こします。
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