上の兄(私には二人の兄がいます)が、退院後、丸4ヶ月働いた後に、今月と来月の2ヶ月間、休職することになりました。
あれだけの重体(心筋梗塞でも重症でした)だったのに、ひと月ちょっとで退院させられたので、復職後は昼休みを宿舎にもどって1~2時間昼寝をするのを許されて、午前・午後と働かせてもらっていました。それが限界に来たのでしょう、今回の2ヶ月の休職となりました。4月1日から、また新たな職場(病院)で働き始めますが、6月に再手術(ステント)をすることが決まっています。心臓の左半分の細胞が壊死してしまっているのですからたまりません。
でも急に、2ヶ月のお休みを天からのお恵みのようにしていただいてから、兄は毎日生き生きと過ごしています。
この時は晴れました。ちょうど、休職に入った2月1日の日だったと思います。
早朝ではありませんが、午前中の心地よい光にあふれた朝でした。
兄の背後にある荒川は、凍ってこそいませんでしたが、この通りの雪景色です。
夫とも早朝の散歩を楽しんだこの河川敷、やはり東京の川のそばで育ったせいか、懐かしく親しみのある場所です。兄は仕事から解放されて喜んでいます。なんと贅沢なことでしょう。
ここ福島にいられるのも後2ヶ月。
でも2ヶ月って結構長いですよね。過ぎてみればあっという間かもしれませんが、
2ヶ月間というのは色々なことをするのが可能な月日じゃないか、と思います。
さて、何をしましょうか。
明日は兄の誕生日。還暦までもう一歩、という年を迎えます。
そういえば、私の同級生が「私たち、60才までたったの15年になったね。」と、45才の年に言ったのが印象に残っていますが、やはり20、30、40、50の変わり目はすべて意味があるとしても、還暦と言われる60才になるというのは、とりわけ感慨深いものでしょう。特に仕事を抱えている人は、定年を迎えて、その後の20年ぐらいをどう生きるかは、死活問題とも言えます。
昔は赤いふんどしを贈ったと言いますが、今はあまり聞きませんね。
心筋梗塞を一旦患うと、10年後の生存率は半分の50パーセントだそうです。
兄には、充分食事に気をつけてもらって、元気で長生きしてもらいたいものです。
仕事納めの日に、看護婦さんや事務の人たちからいただいた花束です。
色とりどりの花が、本当に兄の健闘を称えているようで、
記念に残すことにしました。
本日は立春とはいえ、
まだまだ本格的な寒さは続きます。
どうぞご自愛ください。
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