2014年12月19日金曜日
羽子板市
連日の更新となりますが、
今日は浅草の羽子板市の最終日ということで、重い腰を上げて行ってきました。
翻訳に没頭して疲れてもいたし、天気も快晴ということで昼ごろ出かけました。
今日も雲一つない、どこまでも青く澄みきった空。
あ~、外出して良かった、としみじみ。
年末恒例の羽子板市は、何年振りかわからないぐらい久しぶりでした。
写真は、歌舞伎によく登場する、「弁慶」ですね。定番のモチーフです。
こちらは女形。
藤娘、と言いたいところですが、
かんざしに藤が付いていないので、
ただの娘か、娘道成寺か。
私は子供のころから成人するまで、
日本舞踊を習っていたので、少々わかります。
背が高いので男踊りもやりましたが、
体型や様子が女らしい(?)ので、女形の踊りの方が多かったですね。
とにかく羽子板市は迫力満点です。
こうして、軒並み羽子板を並べている様子は圧巻です。
たまたま居合わせた外国人観光客たちも大喜び。
少し早い、正月気分、といったところでしょうか。
因みに上の写真の中央は、もちろん、連獅子。
こ~んなのも見つけちゃいました!
そう、今年話題沸騰だった、アナ雪こと、アナと雪の女王。
毎年、その年に流行したものを羽子板にして飾るのも、1つの習わしですね。
結局、昔懐かしい、子供のころ使っていたような、木の板に女の子の絵が描いてあるだけの羽子板を買いました。2枚の板と、2つの羽がついて2千円。最終日なのでお得でした。
パリに持って帰って、夫と羽根つきを楽しもうと思っています。
でも買い物の前にはちゃんとお参りをします。
この写真だと人がまばらに見えますが、羽子板市を開催している周辺は、ものすごい人でした。
これ、カメラのレンズが曇っていたからではないのですよ。
すごい人で、お浄めの線香が大量に焚かれていたからなのです。その煙が辺りを覆い尽くしていました。
賽銭箱から見た風景ですが、大みそかには、ここは全く、動けない状態となります。
今のうちに撮っておこう、と思ったのでした。
ところで、、、
今日は、心臓が痛くなるような、ひどい事態がこの後起こったのですが、
夫や兄とじっくり話したことで、だいぶ気分がましになりました。
こういうことって、生きていると避けられないことなんでしょうが、いや~参りました!
でもやっぱり、同志というんでしょうか、心の通じ合える人たちとの連帯こそが、
明日への希望、生きる勇気を与えてくれると信じています。
「何が真実なのか」、「何を信じるべきなのか」、それを仲間と共に、いつも分かち合っていたい、
強くそう思います。
今回も読んでくださってありがとうございました。
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