Eglise de St. Sulpice サン・シュルピス教会 |
最高気温が28度前後、最低気温16度前後です。
朝でも、15度以上あると、室内ではもう「暑いな」と感じます。
写真にあるサン・シュルピス教会は、以前、爆発的なヒットとなった、「ダビンチコード」の舞台の一つで有名ですが、ここはパリでも左岸のメッカでもあります。近くにはサン・ジェルマン・デ・プレ、オデオン、そしてパリジャン、パリジェンヌの憩いの場であるリュクサンブール公園などがあり、とてもパリらしい地区です。
家からここに来ると、自分がやっぱりパリに住んでいることを実感できますが、自宅の近辺とはあきらかに雰囲気が違います。アカデミックでありながら、おしゃれなんですね。逆にうちの近辺はと言うと、パリにしっかりと地に足をつけている雰囲気が、今となっては良いのかな、とも思います。
さて、翻訳の仕事も一区切り、部屋の内装も目処がついてきた中で、再び手作りを始めました。
ネック(衿ぐり)から編み始めるやり方で、サマーセーターを作り始めました。
まだ左腕と指が痛いので、もう棒針編みは諦めないとならないかもしれませんが、このかぎ針編みだと、右手主導なので耐えられます。同時に、麻のカーテンの裾にも、エジングレースを編みたいと思っています。
なんと、この年でプリン作り初挑戦です。小さい頃から好きだったお菓子作りですが、なぜかプリンは作りませんでした。
茶碗蒸しを作った時に、すが立ってしまったので、自分には蒸すお菓子は向いていないと思ったのです。結果は案の定、すが立ってしまいましたが、今度キッチンを新しくしたら、オーブンも新調しようと思っているので、オーブンで作ってみようと思います。
こちらはフルーツサンドならぬ苺サンドです。こちらも初挑戦。苺がまだスーパーで出回っているうちに作ってみようと取り組みました。
これも簡単なようで難しかったのは、生クリームをもっとホイップして固くする必要があったこと、また味としてサンドイッチ用の食パンがいまいちだったのと、クリームがべちゃついてしまって、食感が良くなかったのです。やはりお店で食べるようには仕上がりませんね。
これにめげず、暇をみてまた挑戦しようと思います。
余談ですが...
実は「続・スカートを履く日」として投稿文を書こうかと思っていたのですが、よくよく考えてみると、自分にはあまり深く論じる資格はないのではないか、と思い至りました。
この間、ある雑誌で、作家の酒井順子さんの投稿を読みました。同世代の女性として、彼女の鋭い視点に共感しますが、そこには『男尊女子』という新語が載っていました。簡単に書くと、「自然と男を立ててしまう女」のことを言うらしく、これは自分にまさに当てはまると思いました。マスコミを通じて、さまざまな愚かなことをする男どもが連日取りざたされているとはいえ、私は身近にそうした男性に会う機会がほとんどありませんでしたので、自然と、兄を二人もっていることもあり、男性に敬意を表してしまいます。
とはいえ、被害にあった女性とは、強く連帯したいと思っていますし、この世の男性主導のあり方に、常に批判の目を向けていたいとは思っています。
日本で声を挙げ始めた女性たちに、エールを送りたいと思います。